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『方丈記』800年記念鴨長明顕彰献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  11月2日(金)、世界遺産 下鴨神社の摂社 河合神社(京都市左京区)において、千 玄室大宗匠の奉仕による『方丈記』800年記念鴨長明顕彰献茶式が執り行われました。
  河合神社は、下鴨神社境内の南側に位置し、長明はこの社の神職の家系の出身という、ゆかりの深い神社です。ご祭神は玉依姫命で、女性の神ということにより安産・育児・縁結びなどのご利益で知られています。本年は長明が『方丈記』を執筆して800年にあたることから、下鴨神社では様々な顕彰記念事業を催しており、その一環として行われたものです。
  午前10時、大宗匠は拝殿に進まれ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神と復元された「方丈庵」内に掛けられた鴨長明画像に捧げられました。




復元された鴨長明の方丈庵 方丈庵内部と鴨長明画像


  献茶式に併せて、境内に野点席(大槻武司氏担当)が設けられ、参列者に一碗が呈されました。




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