カタール国前首長妃モーザ妃殿下に呈茶



  4月23日(水)、来日中のカタール国前首長妃モーザ・ビント・ナーセル・アル・ミスナド妃殿下が京都を訪問。千 宗室家元、千 敬史様、千 万紀子様が京都迎賓館にて一碗を呈されました。

  午後5時45分、家元は「夕映えの間」に一行を迎えられました。その後、家元の点てられた一碗を敬史様が取り次がれてモーザ妃殿下に呈されました。和菓子の話題や、茶席のテーマとなる軸などに関する家元の説明に、妃殿下は興味深く耳を傾けられました。茶道を初めて体験されたという妃殿下は一碗をじっくりと味わわれ、強く関心を持たれた様子でした。釜の湯を沸かすための炭や灰形、香合や羽箒などの炭道具にも興味を持たれ、妃殿下が点前座に座って説明を受けられる場面もあり、終始和やかな雰囲気の茶席となりました。