バーレーン王国サルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ皇太子殿下来庵




  3月19日(火)、バーレーン王国のサルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ皇太子殿下が今日庵を訪問され、千 万紀子様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様が平成茶室「聴風の間」でもてなされました。

  公一朗様が点てられた一碗を、万紀子様が皇太子殿下に取り次がれ、皇太子殿下は興味深く喫されました。



  皇太子殿下は茶道に大変興味があるご様子で、万紀子様の説明に熱心に耳を傾けられるだけでなく、「どのようにしてお茶を点てるのですか」「バーレーンでもお茶をよく飲むので、日本のお茶に触れることが出来て嬉しく思います。アラビア語でもお茶は『Cha』といい、共通する部分もありますね」など、バーレーン王国の習慣や歴史に触れつつ、様々な質問を投げかけられました。

  また当初、皇太子殿下は椅子に座られていましたが、「ぜひ伝統的なかたちで茶道を体験したい」とのご希望により畳に正座し、自らお茶を点てられました。同席していた外務大臣が喫され、「とても美味しいです」との感想がありました。



  皇太子殿下には呈茶の後、今日庵内茶室を見学。そこでも躙り口について質問されるなど様々なものに関心を寄せられ、終始和気あいあいとした雰囲気の中、日本の伝統文化・茶道を堪能されました。