米国 国連財団一行来庵
平和の一碗を味わいながら




  10月29日、米国の国連財団一行が今日庵を訪問しました。同財団が東京で理事会を開催するにあたり来日中で、一行は、テッド・ターナー理事会会長をはじめ、ティモシー・ワース理事長、皇太子妃殿下ご両親の小和田恒国際司法裁判所判事夫妻、さらには、今年ノーベル平和賞を受賞するバングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏ら約30人。
  千 玄室大宗匠は、兜門前にて一行を迎えられ、咄々斎へ。大宗匠が点じられた一碗を堪能されました。その後、裏千家センターへ動座。
  国連親善大使を務められている大宗匠は、茶道を通じた平和外交の成果を説明されるなど、終始和やかに懇談。一行は、緑の一碗に込められた平和の心とともに京都の秋を満喫されました。


ユヌス氏と握手される大宗匠


一碗とともに今日庵茶室の趣きも味わって


裏千家センターで懇談