天津商科大学訪日団が裏千家を訪問

千 宗室家元、劉学長と歓談

  初冬の清冽な気につつまれた12月12日、中国・天津商科大学の新しい学長に就任された劉 書瀚氏 (経済学博士・教授・47歳)を団長とする訪日団が、今日庵を訪問。
  千 宗室家元と劉学長は、今後の学術交流のあり方を中心に和やかに歓談されました。
  中国の天津市では、裏千家と天津商科大学との合弁で設立された( 裏千家茶道短期大学 :学長 千 宗室家元)が、日本と中国の文化・学術交流の場として、 各界から高い評価を受け、日本人留学生と中国人学生が楽しいキャンパスライフを謳歌。
  劉氏は、大阪市立大学で経済学博士号の学位を取得された新進気鋭の学者で、親日家としても知られており、 今回、劉学長が短大理事長にも就任されることになりました。
  訪日団一行は、「短期大学運営協議」に臨まれた後、夕刻リーガロイヤルホテル京都で開催された 裏千家主催歓迎宴に出席され、関根秀治淡交会専務理事をはじめとする日本側メンバーと懇親を深められました。


千 宗室家元と劉 書瀚学長


天津商科大学訪日団一行と千 宗室家元天津にある裏千家茶道短期大学