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新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響により、5月のお稽古は全て休講となり、6月下旬に久しぶりに再開されました。
前回までの記憶を辿りながら、割り稽古で帛紗の扱い方を学びました。懐中の仕方、つけ方、さばき方を何度も繰り返し練習し、棗と茶杓の清め方を習いました。お道具を大切に扱うこと、ひとつひとつの動作を決まった順番にしっかり丁寧に行うことで自分の心も整っていくような気がします。
お軸は「洗心」。心の塵を洗い落とすことというような意味があるそうです。言葉の通りお道具を清める中で自分自身も清められていくお稽古となりました。まだスムーズな所作が出来ませんが、根気強く教えて下さる先生の熱意に応えられるようにいずれ身体で覚えて自然に出来るまで、しっかり学びたいと思います。 |
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