|
レッスン風景6 |
|
|
|
平花月のお稽古です。 全員が揃うまで、先週の復習をしました。前回は初めてのことばかりで、先生のご指導にただ従って動くことで精一杯でしたが、今回は足の運びなどを自分でも意識しながら動くように心がけました。 通しでお稽古をした後、混乱してしまいがちな折据の扱い方や足の運びなどを重点的にご指導いただきました。自分が今どのような立場で、どこへ向かっているのかで、はじめの一歩の足が決まることを頭では理解できましたが、まだまだ練習が必要そうです。 お花は藪椿と辛夷(こぶし)でした。春の訪れを告げる辛夷に癒されました。お稽古が始まった秋から春へと、お花から季節の移ろいを感じることができ、お稽古に通い始めてから、お花屋さんに並ぶ華やかなお花だけではなく、公園や野に咲く自然のお花にも興味が沸くようになりました。 今年の春は、たくさんのお花を愛でたいです。 |
|
|
|
 |
|
|
|
平花月のお稽古は毎回、最初の役割決めの時はドキドキします。初めて「月」になり、一番に席入りをしました。歩幅の感覚を掴むのが難しく、歩数がうまく合いませんでした。先生からご指導いただき、ぴったり歩数が合うとやはり気持ちよかったです。 皆さんのお点前がお上手で、テンポよく進んでいきました。私も「花」になった時は、急ぐ気持ちを抑えて、初心を忘れず丁寧にお点前をするように心がけました。 色々な役割を経験でき、その度に新しい学びがあり、先生が仰る通り、茶道の学びには終わりはないのだなあと感じました。どのような立場でも、臨機応変に動けるようになりたいです。 本日のお菓子は、雪間草でした。雪間から萌え出た草の様子で白と緑のコントラストが美しくお菓子からも春の訪れを感じました。 もう一つは、川越のお菓子だそうで、とても可愛らしくてほっこりしました。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
|
お花は、水仙と雪柳でした。水仙の凛として端正な佇まいが美しく、青々と芽吹き、生命力に溢れる雪柳のナチュラルな雰囲気も素敵でした。 |
|
|
|
 |
|
|
|
本日は薄茶点前の復習で、1回目は更好棚、2回目は丸卓での平点前のお稽古をしました。 久しぶりのお点前で、失念してしまった部分もありましたが、1回目は一つ一つ思い出しながら進めていきました。先生からは、手の甲と腕が真っすぐになるようにお点前をすること、また、お棗を手に載せるときに、指の上ではなく、手のひらに置くと美しく見えるとご指導いただきました。今まで意識していませんでしたが、ようやくお点前の基礎を覚えることができたので、これからは美しいお点前ができるようにお稽古に励みたいです。 |
|
|
|
 |
|
|
|
お棗とお茶杓の拝見では、いつもお茶杓のご銘を何にしようか悩んでしまいます。先生からは、春を感じる言葉を新聞などで見つけると良いと教わりました。「春の訪れ」「陽春」「薄氷」など日本の言葉は美しいなと改めて感じました。また、今回のお菓子が梅だったので、ご銘には梅を付けずに、別の言葉を名付けるようにとご指導いただきました。日々の暮らしの中で、季節を感じる言葉を学び、書き留めていこうと思います。 お花は、白椿と猫目柳でした。赤芽柳の赤色の皮が剥けると、猫目柳になるそうです。もふもふしていてつい触りそうになってしまいました。 |
|
|
|
 |
|
|
|
本日のお稽古では、先生のお点前を拝見しながら、お濃茶のいただき方を学びました。薄茶とは異なる所作も多くあり、先生からひとつひとつ丁寧にご指導いただきながら、進んでいきました。お濃茶をいただいた後、茶巾でのお茶碗の拭き方や、仕覆の拝見の仕方などを教わりました。亭主の先生と正客の方とのやり取りも、今までにないもので、またひとつ新しいお茶の世界に触れることができ、好奇心がくすぐられました。 お濃茶はとても深い味わいで、美味しくいただきました。いつか私も心を込めて練って、お客様にお出しできるよう、お稽古に励みたいと思います。 |
|
|
|
 |
|
|
|
後半は、薄茶の平点前のお稽古をしました。お運びをするお稽古は久しぶりでしたが、心を落ち着けて、お点前をするように心がけました。ようやくお点前が身に着いてきたようで、頭でいろいろと考えなくても、自然に身体が動くようになってきました。 お茶を点て、「おいしい」とのお言葉をいただき、ほっとするとともに嬉しい気持ちになりました。 また、暦の上では草木萌動の季節になり、草木が芽吹き萌え出る時季にお茶杓の銘には「春一番」「春霞」などを名付け、春の訪れに喜びを感じました。 お花は、糊こぼし椿と利休梅でした。 先生から、糊こぼしにまつわるお水取りやお松明のお話を伺いました。お稽古を通して、お茶のことだけでなく季節のことや日本の伝統文化に触れることができとても幸せです。 |
|
|
|
 |
|
|
|
感染症の影響で、残りのお稽古は中止となってしまい、とても残念です。 約半年間のお稽古は、本当に幸せで癒しの時間でした。茶道を通して、お抹茶のこと、所作はもちろんのこと、お道具やお花、お菓子、季節のことなど・・日々の暮らしが豊かになるヒントをたくさん得ることができました。 先生方やご一緒した皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。 |
|
|
|
レッスン風景5 |
|
|
|
棚点前のお稽古です。 今回は、更好棚でお点前をしました。段々とお点前の順序も身についてきて、細かい所作にも気を配れるようになりました。身についてきたことを実感できると、お稽古もより楽しくなり、もっと様々なことを学びたいという気持ちになります。 まだまだ反省点もたくさんありますが、お稽古での気づきを、私生活にも活かせるようになったことも、成長の一つだと感じています。 例えば、柄杓でお湯をお茶碗に入れる際に、脇を開いた状態のまま、お湯を汲もうとする点を先生からご指導いただき、普段の生活でも、特に飲食をする際に脇をキュッと絞めるように意識するようになりました。 |
|
|
|
 |
|
|
|
暦の上では大寒を迎え、お茶杓のご銘に「大寒」と名付けるなど、日本の暦や季節の言葉への興味も湧いてきました。お茶の世界は奥深く、お道具・お花・お菓子・・・「好きなことを見つけて、学ぶのも楽しいですよ」と先生が仰っていました。私は、特にお花が好きなので、今の時季は様々な種類の椿を愛でたいと思います。お稽古のお茶花も、毎回とても楽しみにしています。 お花は、曙椿と鶯神楽。この取り合わせを竹の花入れにいけるのが初釜の定番だと教わりました。これから先、この設えを目にするたびに、新年を迎えたことを感じることができるのかと思うと、季節のお愉しみが増えた気がしてとても嬉しいです。 お菓子は、松の雪でした。鮮やかな緑、雪のような銀粉がとても綺麗で、いただくのがもったいないほどでした。ちょうどお稽古日はとても寒く、お菓子からも冬の美しい情景を感じることができました。 |
|
|
|
 |
|
|
|
来週からは、平花月のお稽古も始まるとのことで、新たな学びにわくわくしています。 |
|
|
|
|
5回目の棚点前のお稽古から始まりました。 始めの頃と比べると、随分とお点前もスムーズにできるようになりました。頭で考えなくても、自然と身体が動くようになった気がします。ひとつひとつ、美しく丁寧な所作をするように心がけて、お点前をしました。 本日のお菓子は、雪中梅でした。寒い中でも、梅の花がほころび始める今の季節にぴったりのお菓子で、春の訪れを感じながら美味しくいただきました。お菓子の後のお抹茶は、甘さの残る口の中にふわっと広がって、至福でした。この瞬間がとても好きです。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
|
お花は、侘助と猫柳でした。とても可愛らしい侘助に、癒され心がゆるみました。 一通り、棚のお点前を終えてから、平花月のお稽古が始まりました。先生が「全員丸くなって座ってください」とおっしゃり、これから何が始まるのかとわくわくしました。 花月は、5人で行い、折据の中に入っている5枚の札(花・月・一・二・三)を一人ずつ引いて、役割を決めるとの説明がありました。「花」は亭主でお道具の準備・お点前・片付け、「月」は正客でお茶をいただくことができます。数字は、お客さんです。 札を引く瞬間は、ドキドキしました。私は、最初「三」だったので、皆さんの動きをよく見ていました。そのあと「花」「月」も経験し、初花月を終えました。足の運びや畳の歩く位置など、覚えることはたくさんありますが、基本を思い出しながら、お稽古に励みたいです。 花月にも様々な種類があることを知り、お茶の世界の奥深さを改めて感じました。まずは、花月の基本をしっかりと身につけて、愉しみたいです。 |
|
|
|
 |
|
|
|
レッスン風景1 |
|
|
|
初めてのお稽古が始まりました。 真・行・草のお辞儀の仕方、美しい立ち居振る舞いや席入りの仕方等を先生方から丁寧にご指導頂き練習をしました。 持参してきた帛紗セットの確認と説明の後、先生方の所作をお手本に、帛紗捌きを試行錯誤しながら行いました。「いよいよお稽古が始まった」という気がしてわくわくしました。 床には「和敬清寂」が掛けてあり茶道の心得のひとつであることを学びました。それと同時に、茶道に限らず、人として大切にしたい心構えだと感じました。お菓子は「豊年」という銘の稲穂に見立てたもので、お口の中で上品な甘さが広がりました。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
|
最初はとても緊張していましたが、先生方やご一緒する皆さんがとても温かく優しい方ばかりで、緊張がほぐれました。これから約半年間がとても楽しみになりました。 |
|
|
|
お稽古の始めに、10月は風炉の最後の月で茶道の世界では暮れにあたり、「名残を惜しむ」時季だということを教わりました。お稽古でも、10月の名残を感じる瞬間があり、床のお花が(紺菊、秋明菊、紅紫陽花、山竜胆、すすき)旬のお花以外にも、盛りを過ぎて咲き残ったものや、遅れ咲きのものもしつらえ、いつもより華やかにして、名残を惜しむ。これを「名残花」と呼ぶことを学びました。今しか感じられないこの気持ちを大切にしたいです。 お稽古の最中「歩くとき、お辞儀をするとき、手の位置はあるべき場所に、指先はきちんと揃っていますか?」そう問われたとき、思わずハッとしました。 普段の生活ではついつい忘れてしまいがちですが、週に一度のお稽古の時だけでも、指先にまで意識を向けて、美しく丁寧な所作をすることを心がけたいと思いました。 お軸は「万々歳」でした。お稽古が「即位礼正殿の儀」の翌日でおめでたい日にぴったりだと先生がしつらえてくださいました。新時代の始まりを感じ、背筋が伸びる思いでした。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
|
盆略点前のお稽古が始まりました。前回までに学んだ帛紗捌きやお道具の清め方を思い出しながら、先生のお手本をじっくりと見て、真似るように練習をしました。 1人ずつお点前をする際、緊張感のある中で、皆さんがお点前をする姿を拝見し、 勉強になりました。とても熱心な方ばかりで、自分の順番を終えた後も、先生方から丁寧なご指導を頂きながら個人練習に励んでいました。盆略点前は、基本の点前であり、細かいところまでしっかり学び、何事も基礎をしっかりと身につけることが大切だと学びました。 お稽古を通して、しっかりとお作法を身につけて、季節を五感で愉しむ余裕をもっと持てるようになりたいです。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
|
2度目の盆略点前のお稽古をしました。先週の記憶が残っているか不安でしたが、皆さんと一緒に一つ一つ確かめながら、亭主と客役を交互にお稽古しました。「お点前をする際に、緊張して手が震えてしまうこともあるけれど、それは決して悪いお点前ではなく、寧ろとても良いお点前なのですよ」という先生のお言葉が心に残りました。 慣れないことばかりで緊張もしますが、真心を込めて丁寧にお点前をしたいと思いました。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
|
 |
|
|
|
お花は一重の筒状の西王母がお行儀よく、上品な佇まいで背筋がすっと伸びる思いでした。丸葉満作は、今年の台風の影響で美しい照葉にはならなかったけれど、よく見ると新芽があると、教えて頂き感動しました。照葉・枯葉・新芽の共存が生命のバトンタッチのようで神秘的でした。 先生のお花への想いを伺って、お花を拝見する時はしつらえてくださった方へ感謝の気持ちを抱きながら、愛でたいと思い、お花からも学ぶことの多いお稽古になりました。 |
|
|