|
レッスン風景4 |
|
|
|
8月は棚と用いてのお稽古です。皆様しなやかな手つきで柄杓を扱っています。普段は優しい中野先生も、お稽古中は厳しい目で一つ一つの所作を指導されています。何とか運び点前をこなしておりましたが、新たに棚点前のお稽古が始まると、新しいことだけでなく、運びの点前と重複している部分すら右往左往してしまい反省しきりです。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
「丸卓」 |
「更好棚」 |
|
|
|
先生から丸卓と更好棚の陰陽について説明を受けました。点前だけでなくお道具の由来なども毎回細かくお話してくださるので、どんどん茶道の奥深さに惹かれていきます。 |
|
|
|
 |
|
|
「恭敬」 |
|
|
|
本日のお軸は「恭敬」 朱子の『小学』に安詳恭敬という言葉があります。「子供には、〈安〉物静かで落ち着きがあり、〈詳〉物事をいい加減にせず細やかな配慮を身につけさせ、〈恭〉厳かでみだらな振る舞いをしないことを教え、〈敬〉心に慎みを持つこと」の四つを教えることが大切であるという意味があるそうです。 普段の生活においても礼節を弁え、この言葉をしっかりと心に刻み、お稽古に励みたいと思いました。 |
|
|
|
 |
|
|
「桔梗」 |
|
|
|
主菓子は秋の七草のうちの一つ、桔梗にちなんだ意匠です。二十四節気の立秋にぴったりです。 |
|
|
|
秋の七草は山上憶良が詠んだ 「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」 「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(桔梗のこと)の花」 の二つの歌が元になったとのことです。恥ずかしながら私は桔梗が秋の七草ということを存じませんでした。 |
|
|
|
 |
|
|
お花「秋海棠と撫子」 |
|
|
花入「信楽焼」 |
|
|
|
本日の花は秋海棠と撫子。 秋海棠は江戸時代に観賞用・園芸用として持ち込まれ、ハート形の葉の片方だけが大きくなる所から「片思い」の花言葉があるらしく、ロマンティックで可愛らしいと感じました。つぼみが開くのを見届けられず残念です。 |
|
|