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番外編 |
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5月28日日曜日、北野先生のお取り計らいにより、大徳寺で行われた利休忌に参加する機会をいただきました。 利休忌は毎月28日の利休の追善茶会です。初めてのお茶会で皆さん、やや緊張している様子でした。 |
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秀吉が利休に切腹を命じた理由になったと言われる利休像が安置されていた金毛閣を見学し、法要に参列させていただいた後、いよいよお茶席に入りました。 |
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何もかもが初めてのことでどうすればいいのか分からない私たちでしたが、坐忘斎御家元様が「初心者の茶道教室の皆さん、頑張ってください」と声をかけてくださいました。 お茶席では日本全国からいらっしゃった先生方の中でお茶をいただきました。たいへん緊張しましたが、各地の先生方が「初心者なのに落ち着いてきちんとされていますね」と褒めてくださって嬉しかったです。 教室でお茶のいただき方は何度か練習しましたが、所作の練習以上に、和敬清寂の「寂」、どんな状況でも動じない心という茶道の哲学を繰り返しお話くださった北野先生の教えが、緊張しつつも皆さんが落ち着いてお茶席に座れた支えになっていたことを感じます。
お墓参りもさせていただきました。そして偶然にもお墓では鵬雲斎大宗匠にお目にかかることができました。温かいお言葉をいただき、握手をしていただき、記念写真も撮っていただきました。 |
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その後もう一席お茶席に入らせていただきました。 |
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先生のおすすめのたいへん美しいお庭を散歩し、今宮神社まで足をのばし、名物のあぶり餅をいただきました。 |
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最後は泉仙の鉄鉢料理をいただきました。たいへんおいしいお料理で、全ていただいた後の器がきれいに重なるのが楽しいです。 |
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食事の後は茶道資料館に入館して展示を見てまわり、またお茶をいただきました。その後、裏千家兜門の前で写真を撮り、今日庵のあたりを散策しました。 |
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盛りだくさんの1日でした。お茶会だけでなく、贅沢な大人の遠足という感じでした。本当に楽しい1日で、これも先生方の細やかなお心遣いのおかげです。 |
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朝は15分ほど早めに集合場所に着いたところ、すでに先生はいらっしゃっていて私たちを待ってくださっていました。 |
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お茶席とお茶席の間の待ち時間も、お道具の説明やお茶席のお話をずっとしてくださいました。荷物の取りまとめから名所の案内まで、常に私たちを気にかけて楽しませてくださいました。休憩の際も私たちをまず座らせてから、先生は最後に腰をおかけになります。常に皆を気にかけてくださる、そのお心遣いが茶道の心なのだと感じました。
大徳寺での本格的なお茶席の経験もすばらしい学びでしたが、先生方のお心遣いから学ぶことが非常に多かった今日1日でした。 これからも目に見えるお点前だけではなく、気持ちの持ち方、心の在り方を学ばせていただきたいと思います。
ありがとうございました。 |
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