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サントリー美術館教室

レッスン風景8


今日は、お濃茶を頂ける日!

  先週、日本に居なかった為に欠席をし、心配顔な私に、"お客様気分で来ちゃった!"と話す、クラスメイト(?)たち。
  私も、"欠席してしまったからついていけないかも!"という気持ちの肩の力を抜いて、着席しました。






  お軸は"温故知新" 大宗匠が90歳の時に書かれたものだそうで、年齢を重ねた故の自信とともに、俯瞰で見られているような、ある種の素敵なパワーを感じるお軸でした。





  お濃茶で登場するお道具は、棗の代わりに、茶入れ。全てをまわし出す所作も、とてもステキでした!
  私たち生徒は、私たち生徒のお点前を観て、これまでやってきたので、先生のお点前を観るのは本当に至福の時間(笑)。
  丁寧で軽やかで、お着物の似合い方も、時間を重ねたそれで、綺麗な映像を愉しむかのようでした。









  お濃茶のとろとろとしたテクスチャーは楽しく、飲んだ後に回す為のきよめるプロセスはなかなか思うようにキレイに出来ずに難しかったのと、これまで18回も、学んできたのに、口からちっとも正しい台詞が出てこなくて、私ったら!と、ヤキモキとしてしまったけれど、このヤキモキを、しっかり覚えていくための力にしたいなと思った日でした。





  本日のお菓子は菊。





  お花は雌刈萱(めかるかや)、蓮華升麻(レンゲショウマ)、秋明菊(シュウメイギク)、雁金草(カリガネソウ)、野牡丹(ノボタン)の五種でした。
  竹の花入れ、"一重切り" から覗く層をなした花々が、お稽古前にはすっと、お稽古後には野牡丹の花弁が薄板に散り、時間の経過も時計要らずで伝えてくれるのでした。






  来週はいよいよ最後の会。
  お着物で臨めるか、頑張りたいところです。









  これまでお稽古ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。







レッスン風景7


  今日も、柄杓を使って、最後、棚に柄杓と棗を飾り置いて終わる点前のお稽古でした。





  人数は、だいたいいつも、4-5人が1チームだけれど、今日は夏休みで欠席された方が重なり、1チームに3人だったので、みっちり絞られた(笑)





  細かなところまで、テコ入れをして貰えたラッキーデーだと思おう!

今日の花は、澪つくし(みおつくし)、宗旦木槿(そうたんむくげ)、桔梗(ききょう)でございました。宗旦木槿、壁の色と畳の色に映えて、とても綺麗でした。 花の名前がすぐに出てくる先生ってほんとにすごい!






  菓子は銀河。天の川をイメージした、星屑と、紫色のしぶい面持ちが、私はとても好きでした。





  お稽古とは直接関係しないのですが、先生が、生徒の横を通る時、ふと発せられた"ごめんあそばせ" と言う言葉に、現代人の私は、キュンとしてしまいました。

  自然に出てくる言い回しが、なんてチャーミングなんだろ。

  裏千家のトラディショナルなお稽古を通して、女性本来のチャーミングな姿も、学んでしまった今日でした。"学ぶ"は"真似ぶ"から。真似を上手に取り入れていきたいと思います。








レッスン風景6


  夏本番の7月。涼しげなお軸に、清々しい花入れになりました。





  引き続き、柄杓を棚に飾り付けを行うお点前の稽古となります。





  湯返しと呼ばれる、柄杓を使って茶釜の湯を掬う所作、置き柄杓、引き柄杓、切り柄杓と言った、三種の柄杓を用いた所作を訓練します。

  水差しを持っての歩き方、それぞれの過程での、それぞれの道具の正しい置き位置、迷わずに最適なところへ一回で決められるように、意識したいところです。が、実際はなかなか覚えられず、先生に指導して頂きます。






  自分の番を待つまでの間に、観ていると、"動きの流れ"が落ち着いていて綺麗な場合と、そうでない場合があることに気づきます。それは、上手下手ではなくて、自分の呼吸と動きを合わせているか、自分の呼吸を意識せずに作業をしているかの差なんだな、と、感じました。間違いが多くても、呼吸と動作を合わせて行う事だけは、意識して続けたいなと思った日でした。

  大都会の喧騒の中、茶室があるだけで、日本の古くから続く文化に触れる事が出来る。それは素晴らしい事だなと感じました。
  
  









  未来を見るために、過去を体験する事が鍵だと、改めて思いました。







レッスン風景5


  本日も、入室から棗と茶杓の拝見までの一連の流れを行う。





  同じ流れのお稽古が3回目の今日は、今まで、先生があえて見逃して下さっていた、細かな動き(指先の位置や、道具の動かし方)にも、手直しを入れられる。より正しく、美しい所作に近づけていく為。





  "一流になれるのは、人より沢山の失敗をした人だ"という、私自身が大切にしている言葉を反芻して、間違えても、成長の過程だ!と、集中するべくトライする。



  今日のお菓子は、紫陽花に良く似た、薄紫色のもの。美しく、儚いイメージのお菓子だった。





  茶花は、夏椿(シャラ)、京鹿の子、初咲きの桔梗。





  お稽古を通して出会った、先生達の美しい言葉使い、優しい佇まいのお花、繊細なお菓子。日本人に生まれてよかったナ、そんな風に感じられた日でした。





  自分自身がお点前を綺麗に出来るようになって、周りの人たちもそう感じられる様に、お茶を入れて差し上げられたら…!そんな事を想像すると、とても楽しみになります。







レッスン風景4


  今日も引き続き、入室から、最後の茶杓と棗の拝見までの一通りを学んだ。









  8回を終えると、個々の帛紗の折り目も、自分流に付いてくる。





  ワサに対して表、右上から左下へ向かって斜めに折り目が付くのが正解と、講座の折り返し地点間近で、改めておさらいして貰った。
  茶道の一連の所作の中で、帛紗捌きの美しさを感じて、実践出来るといいなぁ、等と思いました。







  棗の事、茶杓の事、そして、その名前。
  頭に入れておかないとならないことは山程ありますが、正座のツラさも合わせて(笑)楽しみながら吸収しています。











レッスン風景3


  盆略手前を学び、いよいよ柄杓。





  出来てきた方や、先生たちの、指先の動きの美しさが際立ちました。





  季節の菓子は、青梅。





  清々しい色味と、柔らかな食感で、これから訪れる長雨を一掃出来そうでした。





そうだ。
梅仕事の季節ですね。
  こうして、茶道のお稽古を通して、今の季節が何を愛しむ時なのかを、改めて思い出させてくれて、普通の日常が、ふくよかに、豊かになるなぁと、感じる今日この頃です。








レッスン風景2


5月10日

  桜も散り、新緑の色も濃くなって来た5月ゴールデンウィーク明け。
  今回4回目となる裏千家茶道教室は、前回に続き、3チームに分かれての、盆略点前の稽古となる。






  山道盆を持って入室から、帛紗捌き、棗を清め、茶杓を清め、茶筅通し、そして、実際にお茶をたてて、客人役のチームメンバーに、飲んで貰うと言う、一連の流れを、1人で行う。





  緊張感があるせいか、ぎくしゃくとロボットのように畳を歩くクラスメイト多数。人のことは笑えなく、きっと、私自身も、はたから見たら、カチカチだったに違いないのですが。



  毎回のみんなの楽しみは、そう、もちろん、お菓子!今回の生菓子は、"山つつじ"という菓子。桜が終わった後に意匠とされる、花の一つで、緑のきんとんと、ピンク色のきんとんで、黒あんを包んだ、柔らかく繊細なお菓子でした。

  おいしーい!







  お軸は、"薫風自南来"(くんぷうじなんらい)。





  書き留めるだけ書き留めて、あとでGoogle先生に聞いています。

 すると、

「春から初夏ともなれば南の方からほのかな春の香りをふくむ風が吹き来たり、部屋の隅々まで涼やかな雰囲気に包まれてしまう」と言うような意味だそう。

  五月晴れの、暖かな日々の稽古のひとときに、ぴったりのお軸だったんだなぁと、稽古終わりの調べる時間も、また、楽しい水曜日でした。








開講


  第一回が、いよいよ開校となりました。

  先生方のご挨拶に、掛け軸とお花の説明、そして袱紗のさばき方、懐への仕舞い方と言った、基礎の基礎からとなります。










  実際には足袋を履いてのお茶会出席となる訳ですが、畳の間での歩き方を教えていただきます。





  足をすらせて歩くなど、普段なかなか常識として知らない事も、新鮮かつ、意味のある日本独特の言葉でない言葉の表現を感じて、小さく感動しました。

  2時間のお教室の中最後に、実際にお薄茶を点てる事をするのも、初心者ながら、楽しいレッスンで、次回も、楽しみになりました。






   一生懸命、点てる事に集中するお仲間さん達。






   泡がしっかりたつ方、ちっとも泡が出てこない方、様々でしたが、先生がすっと横に来て、指導してくださいました。






   今日のお菓子は「花いかだ」桜が散って、川面に花びらが、沢山、いかだのように浮かぶ。その美しい様を愛でたお菓子なんだそう。





   お茶の稽古を通して、ものや事柄を観たり感じ取る視点も広がりそうで、嬉しい2時間でした。






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