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【受講生より】 2015年4月8日(水)、レンブラントホテル厚木(本厚木)にて淡交会相模支部加藤宗友幹事長の挨拶より開講しました。神奈川県では唯一の立礼教室です。
初めての茶道教室、いよいよ始まりました!先生方は茶道歴何十年というベテラン茶人の方々です。頼もしい!受講生は皆さん洋服ですが、先生方はさすがのお着物姿で、とっても素敵です! まずは自己紹介から。受講生は、私を含め皆社会人、お仕事帰りの参加です。性別、年齢、職業は様々ですが、皆さん全くの初心者であり、和の心、茶の湯の心を学び大切にしたいという同じ志の方が集まりました!これから半年間どうぞ宜しくお願いします!
ということで、早速お稽古開始! まずはお道具(持ち物)の説明です。取りあえず必要最低限の携行品は揃えたものの、何をどう使うのか分かりませんでした。「ふくさ」や「古ふくさ」、「扇子」の用途を教えていただきました。なるほど、扇子は茶室の中で自分とあらゆるものとの境界線(結界)ということだったのですね!語らずとも所作でそういったことを表すというのは、なんとも奥深い!これが侘び寂びか!と感心。古帛紗をコースターかと思っていた自分が恥ずかしい。。。
早速、帛紗の扱い、帛紗捌きからです。茶道において基本の「キ」だそうです。一人一人に丁寧に、正に手取り足取り教えていただきます。が、これがなかなか難しい!折り方や持ち方など、手順が多くて覚えるのはなかなか大変です。姿勢はもちろん、指先まで神経を研ぎ澄ませ集中!何度も何度も教えていただきました。先生のお手本はなんとも滑らかで素敵です!基本の「キ」ですから、まずはこれをマスターしなくては! 帛紗捌きの後は茶室の入り方(席入り)から一連でその他の作法を一通りやってみます。歩き方、畳の縁を踏まないよう、歩数や右左の足の運び方に気をつけます。そして、座り方やお辞儀の「真」「行」「草」も教えていただきました。 初回ということもあり、見よう見まねですが、なんともぎこちない動きに。こういった所作は、日本人として身につけておくべきものだなと改めて思ったのと同時に、私が普段いかにレディじゃないかに気づかされ、反省でございます。
そしていよいよお茶を頂きます! まずは、お菓子から。お茶を飲みながらお菓子を頂く普段の生活とは違い、こうした一つ一つの作法がとても新鮮に感じました!お菓子は、桜があしらわれた、この時期らしい美しいきんとん製。あんこの優しい甘さ、見た目も味も上品です。 お菓子を頂いた後は、薄茶!一人一碗いただき、自分で点ててみます。手首のスナップを効かせて、細かい泡を作るのですが、一服点てるだけなのに手首が結構キツイ。 先生から綺麗な泡の点て方のコツも学び、なんとかお茶が点てられました。集中していたせいか結構喉が乾いていました。甘いお菓子の後ということもあり、温かくほろ苦いお抹茶がなんと美味しいこと! 皆さんの緊張もほぐれて、ほっと一息。やっと皆さんの表情もほころび、美味しいですね、と皆さんこの日一番の笑顔になりました。2杯目のおかわりも頂き、最後は退席の所作を習い、初回は終了となりました。 初回はあっという間に、時間が過ぎていきましたが、知的好奇心を満たす充実した内容でした!またまだ分からないことがたくさんありますが、これから美しい所作を身につけられるよう頑張りたいと思います! |
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