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初心者のための 茶道教室
2012年10月教室
裏千家(財)今日庵
フリーダイヤル(9:00〜18:00)
0120−31−1166

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八王子エルシィ教室

許状授与式

  3月27日(水)、半年間の初心者教室最後の日となり、許状授与式と茶会に臨みます。
  床には利休居士画像、三つ具足といった厳かな雰囲気の中、淡交会東京第八西支部 田辺隆一郎支部長、西村輝成副支部長、志茂宗幸幹事長、藤澤宗苑副幹事長が出席しての許状授与式となり、西村副支部長より入門・小習・茶箱点の許状を一人ずつ手渡されました。
  その後、受講生による茶会が行われました。「事前情報では支部長ほか先生数名出席とのはずが、蓋を開けてみると14名ものお客にお越しいただきました。しかも、亭主には全員の視線が降り注ぎ、さぞや緊張で大変だったと思います。初めての茶会に半東、水屋も大忙しでした」と受講生。
  半年間の成果を披露し、感謝を込めてお茶を差し上げることができました。

許状授与式 西村副支部長(左)、田辺支部長(左から3人目)

茶会は全員で気持ちを一つにして成果を披露

講師方と受講生


受講修了生より
    最終日、厳かな雰囲気の中、利休居士に見守られ
  ながら許状をいただきました。このような雰囲気で何か
  を頂くのは、学校の卒業式以来でしょうか。年度末とい
  う時期ゆえ、どうしても都合がつかず欠席の方もいて、
  全員集合とはいかなかったのは残念です。
    長いようで短かかった半年間、皆様ありがとうござい
  ました。私達はまだまだお茶の世界のほんの入口に足
  を踏み入れたばかりです。これからも仲間の皆様との
  お付き合いが続いていきますように願っています。
    半年間、お付き合いくださり、ありがとうございました。
  今回で掲載をお願いするのは最後となりますが、茶道
  を通じてのお付き合いは今後とも末永く宜しくお願い申
  し上げます。



レッスン風景7

  2月13日(水)、平花月を体験。
  引いた札が「花」であればお茶を点て、「月」であればお茶をいただき、札に従って順々に入れ替わっていくのだと分かってきました。しかし、引いた札に一喜一憂するよりも次の所作の確認に追われています。

水屋で役割を決めます 折据を回します

初花が当たりました



レッスン風景6

  2月6日(水)
  毎回のお稽古で、棗と茶杓の拝見をしていますが、それもレベルアップしてきました。先生が用意くださる裏千家歴代宗匠の茶杓の写しのセット。
  この中から1つを選び、お稽古が始まります。「早く教室にいらした方から選んでいくので、覚え易い斎号の宗匠のものから消えているような気もします(笑)」と受講生。
  棚も新しく登場の更好棚。お茶を点てるまでの一連の所作は大分スムーズになってきました。

茶杓セット 丸卓

更好棚 梅の意匠のお菓子


受講生より
    いつの間にか立春も過ぎ、初心者教室のお稽古も
  3分の2が過ぎたのですね。私達はそれに見合うだけ
  の上達をしているのでしょうか?



レッスン風景5

  受講生より、教室だよりが届きました。
  あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  1月9日(水)、今年最初の稽古は、淡交会東京第八西支部田辺R一郎支部長、西村輝成副支部長、志茂宗幸幹事長揃ってお迎えし、自然と緊張感のある茶席となりました。
  今回、初めて濃茶を体験し、棗ではなく茶入、菓子器も縁高、茶碗は嶋台と初めて見る御道具が続出でしたが、皆で厳粛な雰囲気の中、濃茶をいただきました。

西村副支部長(左)、志茂幹事長(右) 縁高の扱いに注目する受講生

初めての濃茶

  最後に薄茶をいただく際には、正副支部長、幹事長先生にも生徒の点前で一服を差し上げました。お点前を担当したのは男性陣で、緊張あまりに手も震えていました。

薄茶は、田辺支部長(中央)を正客に




レッスン風景4

  12月12日(水)、棚を使った点前になりました。覚えることはどんどん増えていきます。
  水次の扱いも新たに加わった所作の一つで、水が入っている分、水次もそれなりの重さです。

宗旦好 丸卓 淡々斎好 瓢棚

片口で水を次ぎます


受講生より
    久々に登場した菓子器ですが、開講当初から使っ
  ていた器の絵が茅葺き屋根の田舎家だったことに
  今更ながら気づきました。やはり最初の頃よりは周り
  に目が向けられるようになってはきたのでしょうか。
  蕎麦饅頭と灰釉の鄙びた風情の取り合わせがいい
  ですね。
    実際には今回のお稽古の間、近くの部屋が忘年
  会のようで、とても賑やかだったのですが…。これも
  一応、都会の喧騒を離れた風情になるのでしょうか?



レッスン風景3

  11月21日(水)の教室だよりが届きました。

  今回から運びの薄茶点前に『棗、茶杓の拝見』が加わり、難関が増えました。
1.先ず棗の蓋を開けてからが難しく、口縁を清める時の帛紗の扱いが第一関門でした。
2.棗と茶杓を拝見します。
3.拝見後のお道具の返却。そして、私を含めた殆どの方にとって、今日のお稽古で最も大変だったのは、
   この次かもしれません。それは…。
4.何を尋ねるのか?棗や茶杓の塗りや作、銘を尋ねますが…。
   何しろ初心者の集団です。皆、尋ねるにしろ答えるにしろ、先生について復唱するのが精一杯でした。
   「ご銘」や「お作」と言ってはいるものの、その口にしている単語の意味から分かりません。
先生からは「良い機会だからお家元と千家十職を覚えてね」とのことで、何度も坐忘斎お家元と中村宗哲さんにご登場頂きました。
  お道具の良さや由緒を語れるまでには、まだまだ果てしない道程ですが、頑張ります。

拝見の前に清めます どこを拝見したらいいのか…

道具の返却 問答は呪文のようです




レッスン風景2

  11月7日(水)、本教室は年間風炉での稽古ですが、趣向は開炉で、床には「時雨洗紅葉」が掛けられ、茶壺と織部の香合も荘られ、菓子も「吹き寄せ」など、秋らしい雰囲気の中での稽古となりました。

初めての柄杓の扱い

吹き寄せの干菓子前


受講生より
    元々は柄杓の扱い方のみの割稽古の予定を「柄杓
  だけよりも一通りお点前を体験する方が分かりやすい
  だろう」と急遽、点前で。「習うより慣れろ」は確かに同
  です。今や神社やお寺以外で柄杓を見ることも少ない
  ですしね。



開講・レッスン風景1

  平成24年10月10日(水)、八王子エルシィ(東京都八王子市)において、淡交会東京第八西支部 西村輝成支部長挨拶により開講。藤澤宗苑幹事長他支部役員も出席しての開講式となりました。
  本教室第1期の修了生でもある西村支部長は、「お茶の楽しさ」も「大変だった経験」も面白く話され、受講生からは「この教室に入って良かった」との声が上がりました。

開講挨拶(左から西村支部長、藤澤幹事長)

帛紗の扱い方の稽古 お菓子を頂いて

  10月24日(水)、割稽古を兼ねて、盆略点前。2人1組で客と亭主にそれぞれ分かれて稽古しました。先生は横にぴったりついてくださり、手取り足取り教えていただきながら進んでいます。受講生は、次の自分の番に備え、客をしていても思わず一緒に手が動いたり、皆熱心な様子です。

盆略点前