許状授与式 |
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3月27日(水)、半年間の初心者教室最後の日となり、許状授与式と茶会に臨みます。 床には利休居士画像、三つ具足といった厳かな雰囲気の中、淡交会東京第八西支部 田辺隆一郎支部長、西村輝成副支部長、志茂宗幸幹事長、藤澤宗苑副幹事長が出席しての許状授与式となり、西村副支部長より入門・小習・茶箱点の許状を一人ずつ手渡されました。 その後、受講生による茶会が行われました。「事前情報では支部長ほか先生数名出席とのはずが、蓋を開けてみると14名ものお客にお越しいただきました。しかも、亭主には全員の視線が降り注ぎ、さぞや緊張で大変だったと思います。初めての茶会に半東、水屋も大忙しでした」と受講生。 半年間の成果を披露し、感謝を込めてお茶を差し上げることができました。 |
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許状授与式 西村副支部長(左)、田辺支部長(左から3人目) |
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茶会は全員で気持ちを一つにして成果を披露 |
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講師方と受講生 |
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受講修了生より
最終日、厳かな雰囲気の中、利休居士に見守られ
ながら許状をいただきました。このような雰囲気で何か
を頂くのは、学校の卒業式以来でしょうか。年度末とい
う時期ゆえ、どうしても都合がつかず欠席の方もいて、
全員集合とはいかなかったのは残念です。
長いようで短かかった半年間、皆様ありがとうござい
ました。私達はまだまだお茶の世界のほんの入口に足
を踏み入れたばかりです。これからも仲間の皆様との
お付き合いが続いていきますように願っています。
半年間、お付き合いくださり、ありがとうございました。
今回で掲載をお願いするのは最後となりますが、茶道
を通じてのお付き合いは今後とも末永く宜しくお願い申
し上げます。 |
レッスン風景7 |
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2月13日(水)、平花月を体験。 引いた札が「花」であればお茶を点て、「月」であればお茶をいただき、札に従って順々に入れ替わっていくのだと分かってきました。しかし、引いた札に一喜一憂するよりも次の所作の確認に追われています。 |
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水屋で役割を決めます |
折据を回します |
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初花が当たりました |
レッスン風景6 |
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2月6日(水) 毎回のお稽古で、棗と茶杓の拝見をしていますが、それもレベルアップしてきました。先生が用意くださる裏千家歴代宗匠の茶杓の写しのセット。 この中から1つを選び、お稽古が始まります。「早く教室にいらした方から選んでいくので、覚え易い斎号の宗匠のものから消えているような気もします(笑)」と受講生。 棚も新しく登場の更好棚。お茶を点てるまでの一連の所作は大分スムーズになってきました。 |
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茶杓セット |
丸卓 |
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更好棚 |
梅の意匠のお菓子 |
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受講生より
いつの間にか立春も過ぎ、初心者教室のお稽古も
3分の2が過ぎたのですね。私達はそれに見合うだけ
の上達をしているのでしょうか?
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レッスン風景5 |
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受講生より、教室だよりが届きました。 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 1月9日(水)、今年最初の稽古は、淡交会東京第八西支部田辺R一郎支部長、西村輝成副支部長、志茂宗幸幹事長揃ってお迎えし、自然と緊張感のある茶席となりました。 今回、初めて濃茶を体験し、棗ではなく茶入、菓子器も縁高、茶碗は嶋台と初めて見る御道具が続出でしたが、皆で厳粛な雰囲気の中、濃茶をいただきました。 |
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西村副支部長(左)、志茂幹事長(右) |
縁高の扱いに注目する受講生 |
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初めての濃茶 |
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最後に薄茶をいただく際には、正副支部長、幹事長先生にも生徒の点前で一服を差し上げました。お点前を担当したのは男性陣で、緊張あまりに手も震えていました。 |
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薄茶は、田辺支部長(中央)を正客に |
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レッスン風景4 |
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12月12日(水)、棚を使った点前になりました。覚えることはどんどん増えていきます。 水次の扱いも新たに加わった所作の一つで、水が入っている分、水次もそれなりの重さです。 |
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宗旦好 丸卓 |
淡々斎好 瓢棚 |
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片口で水を次ぎます |
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受講生より
久々に登場した菓子器ですが、開講当初から使っ
ていた器の絵が茅葺き屋根の田舎家だったことに
今更ながら気づきました。やはり最初の頃よりは周り
に目が向けられるようになってはきたのでしょうか。
蕎麦饅頭と灰釉の鄙びた風情の取り合わせがいい
ですね。
実際には今回のお稽古の間、近くの部屋が忘年
会のようで、とても賑やかだったのですが…。これも
一応、都会の喧騒を離れた風情になるのでしょうか? |
レッスン風景3 |
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11月21日(水)の教室だよりが届きました。
今回から運びの薄茶点前に『棗、茶杓の拝見』が加わり、難関が増えました。 |
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1.先ず棗の蓋を開けてからが難しく、口縁を清める時の帛紗の扱いが第一関門でした。 2.棗と茶杓を拝見します。 3.拝見後のお道具の返却。そして、私を含めた殆どの方にとって、今日のお稽古で最も大変だったのは、 この次かもしれません。それは…。 4.何を尋ねるのか?棗や茶杓の塗りや作、銘を尋ねますが…。 何しろ初心者の集団です。皆、尋ねるにしろ答えるにしろ、先生について復唱するのが精一杯でした。 「ご銘」や「お作」と言ってはいるものの、その口にしている単語の意味から分かりません。 |
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先生からは「良い機会だからお家元と千家十職を覚えてね」とのことで、何度も坐忘斎お家元と中村宗哲さんにご登場頂きました。 お道具の良さや由緒を語れるまでには、まだまだ果てしない道程ですが、頑張ります。 |
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拝見の前に清めます |
どこを拝見したらいいのか… |
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道具の返却 |
問答は呪文のようです |
レッスン風景2 |
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11月7日(水)、本教室は年間風炉での稽古ですが、趣向は開炉で、床には「時雨洗紅葉」が掛けられ、茶壺と織部の香合も荘られ、菓子も「吹き寄せ」など、秋らしい雰囲気の中での稽古となりました。 |
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初めての柄杓の扱い |
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吹き寄せの干菓子前 |
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受講生より
元々は柄杓の扱い方のみの割稽古の予定を「柄杓
だけよりも一通りお点前を体験する方が分かりやすい
だろう」と急遽、点前で。「習うより慣れろ」は確かに同
です。今や神社やお寺以外で柄杓を見ることも少ない
ですしね。 |
開講・レッスン風景1 |
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平成24年10月10日(水)、八王子エルシィ(東京都八王子市)において、淡交会東京第八西支部 西村輝成支部長挨拶により開講。藤澤宗苑幹事長他支部役員も出席しての開講式となりました。 本教室第1期の修了生でもある西村支部長は、「お茶の楽しさ」も「大変だった経験」も面白く話され、受講生からは「この教室に入って良かった」との声が上がりました。 |
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開講挨拶(左から西村支部長、藤澤幹事長) |
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帛紗の扱い方の稽古 |
お菓子を頂いて |
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10月24日(水)、割稽古を兼ねて、盆略点前。2人1組で客と亭主にそれぞれ分かれて稽古しました。先生は横にぴったりついてくださり、手取り足取り教えていただきながら進んでいます。受講生は、次の自分の番に備え、客をしていても思わず一緒に手が動いたり、皆熱心な様子です。 |
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盆略点前 |