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初心者のための 茶道教室
2011年4月教室
裏千家(財)今日庵
フリーダイヤル(9:00〜18:00)
0120−31−1166

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ホテルニューオータニ教室(水曜日)

許状授与式

  22回目の最終日は、台風の直撃のため夜間コースは中止となったため、日を改め、9月30日(金)、別会場にて行いました。
  9月30日(水)、淡交会東京第三東支部 陶山宗好幹事長により許状授与式と受講生による卒業茶会が執り行われました。受講生は、最後のお稽古でもあり、自分たちで茶会のテーマや、亭主・半東・正客を決め、茶会形式で席入りから退席まで、半年間学んだ今自分達にできる精一杯の成果を披露しました。

亭主と半東を決めお茶会

陶山幹事長より許状が手渡されました 「入門」「小習」「茶箱点」の許状



受講生より
  夢中でお稽古に励んだ半年間はあっという間でした。本日、許
  状をいただき、これでようやく裏千家への入門を許され、スタ
  ートラインに立てたということですよね。これからが本当のお稽
  古の始まりです。
  せっかくいただいた茶道とのご縁を大切に、これからも精進し
  てまいりたいと思います。

  先生方、半年間ほんとうにありがとうございました。



レッスン風景8

  第18回の8月24日(水)は、今回で2度目の「四畳半花月」のお稽古。折据を廻すタイミング、一斉に札を取り名乗るタイミングなど、スムーズにできるようになってきました。
「点前をするときの、あの緊張感ある張り詰めた空気とは違う、ワクワク、ドキドキしながらお稽古はとても楽しいひとときです」と受講生。

「初花」は清めるところから 折据を廻して

「月」でお茶をいただき、替札を取って

  第19回の8月31日(水)は、濃茶を体験。縁高や古帛紗など、初めてづくしとなりました。

縁高の扱い・・・崩れそうです 一人一段ずつお菓子が入っています

古帛紗が添えられていました 衝撃の味でした! 飲み口を清めて


受講生より
    初めて濃茶なるものをいただきました。初めての縁高を扱って、
  いざお菓子を。黒文字一本でどうやって!?と戸惑いました。
    濃茶は慣れないといただきにくかったですが、自分の飲み口を
  きれいに清めて次客へ送るのですね…。帛紗セットに入っている
  古帛紗の使い方も初めてわかりました。
    菓子器や茶碗などの道具類はもちろん、飲み方の作法も薄茶
  とは違うため戸惑いましたが、本来の(正式な)茶の湯の世界を
  知ったような気がしてとても新鮮でした。



レッスン風景7

  7、8月の教室だよりが、受講生より届きました。
7月20日(水)、玄々斎好更好棚を使って点前。

薬鑵で水を次ぎます 出合いでお道具を返します

棚に棗を飾り残して

  8月3日(水)、基本の点前を踏まえ、道具に変化をつけるなど、少しずつバリエーションを持たせての稽古となり、受講生には新鮮さと楽しさも感じられるように取り組んでいます。

二引きで清めます 二引きした薄器の蓋は膝前に


  17回目の8月10日(水)、七事式の一つである「花月」の稽古をしました。
平花月は、ゲーム感覚で楽しみながらも、点前や茶室での足運びなどはもちろん、5人が一体となってそれぞれの役目を果たさないとスムーズにいかない、修練を要するお稽古でした。「まだ、流れを覚えるので手一杯ですが、心から楽しめるくらいに、気持ちも技も磨いていきたいです」と受講生。

折据と札 水屋での準備

四畳半花月 最後はすみかけで


受講生より
  シ〜ンと静まり返った茶室でのお稽古は、やはり
  緊張の連続ですが、お点前の流れがスムーズにな
  り、ひとつひとつの所作の間の取り方がよくなっ
  てきたと言われるようになりました。



レッスン風景6

  7月6日(水)、盛夏の季節を迎え、いつもと同じ薄茶点前でも涼を楽しむ内容の稽古となりました。

初めての平茶碗 扱いや点てるのにてこずりました

総礼も揃うようになりました 団扇の干菓子 宗全籠の花入

  7月13日(水)、新たに「更好棚」で薄茶を稽。亭主、客、半東の三役を交代で行い、茶席らしい稽古ができるようになってきました。

こぼさないように湯返し 亭主、客、半東に分かれて 更好棚は荘り替えをして


受講生より
  いつものお茶碗を平茶碗に替えてみたり、お菓子もその
  季節ならではのものにしたりと、より涼しげにお茶を楽
  しめるよう工夫することが、おもてなしのひとつなのだ
  ということを学んでいます。



レッスン風景5

  6月22日(水)、 薄茶点前(棚)。小間での丸卓と立礼席の御園棚に分かれて稽古しました。 「同じ棚点前でも、棚が変わると手順や扱い方が違ってくるというのが面白いと思いました(覚えるのはタイヘンですが・・・)」と受講生。

御園棚では、帛紗や道具を置く位置が変わります

客側から足元が見えるので注意 半東がお客様にお茶を運びます



レッスン風景4

  6月1日(水)は、薄茶点前。受講生にとっても、先生に褒められる機会も多くなり、お稽古が楽しくなってきたようです。

茶筅通し

認得斎好 蛇の目筒 笹舟にカタツムリ香合

  6月8日(水)、薄茶点前の流れも、自然に次の動作に移れるようになってきました。

お道具の拝見

  6月15日(水)、今日から新しいステップに入り、宗旦好丸卓を使っての薄茶棚点前が始まりました。「基本は変わらないのに、棚に道具を荘ったり、水次を持ち出したりと新しい手順が加わり、とても新鮮でした」と受講生。


丸卓を使っての薄茶点前


受講生より
    慣れてきた分、ちょっとずつ所作にクセが出始めてい
  るみたいです。そういうところも、最初が肝心だからと、
  先生が細かいところまで指摘して直してくださいます。
    どんなに慣れても基本に忠実に、を忘れずに精進しな
  くては!



レッスン風景3

  5月18日(水)、風炉の薄茶平点前を稽古しています。
基本の所作は割稽古で習った同じ所作でも、立礼と畳での点前との感覚の違いに戸惑いながらそれぞれのグループで稽古を頑張っています。

お茶を点てるより緊張します

  5月25日(水)、初めて棗と茶杓の拝見の仕方を習いました。亭主と正客の問答では、主客ともに皆しどろもどろでした。「いずれ気の利いた会話が楽しめるようになるのだろうかと技術だけでない茶の湯の世界に改めて奥深さを感じました」と受講生。


棗を清めて お道具の拝見 問答


受講生より
  基本の所作は割稽古で習った同じ所作でも、立礼と
  畳での点前との感覚が違い、畳の上の足の運びや茶
  道具の置く位置のなどは、教本やDVDで見てわかっ
  たつもりでいても実際にやるとやらないのとでは大
  違いです。
  やはり、お稽古は日々精進あるのみです。



レッスン風景2

  5月11日(水)、初風炉の季節とともに茶道教室でも、薄茶点前に入りました。点前に必要な道具の数も増え、まずはその名称を覚えるところからスタートです。盆略点前に比べ、手順も複雑になり、緊張感も増してきているようです。

お花も風炉の花に 横で指導くださるので安心

水指、棗・茶碗を運び出します 置柄杓



開講

  2011年4月6日(水)、ホテルニューオータニ(東京都千代田区・赤坂見附駅)「清静庵」にて、開講。最初は、茶室の雰囲気と初体験の茶道に緊張の様子の受講生でしたが、先生方にもすぐに打ち解け、和やかな雰囲気での稽古になりました。

床の間の拝見 帛紗捌き

初めてのお抹茶と春らしいお菓子

  4月13日(水)、2回目は割稽古。帛紗の捌き方、茶巾のたたみ方、棗や茶杓の清め方などを何度も稽古しました。

茶巾のたたみ方、みんな先生の手元に目が釘付け 茶杓の清め方

  4月20日(水)、 初めて、茶室で盆略点前の稽古。水屋での準備から、運びなど、立礼でのお点前とはまた全然違う緊張の連続のようです。受講生は「それが、あぁ茶道のお稽古してる〜という感じでとても新鮮で身の引き締まる思いです」とのことです。

盆略点前展開図 茶室での点前に緊張

  4月27日(水)の稽古も、最初に必ず前回の復習から入ります。


水屋での準備はとっても重要です


受講生より
    レッスン初日は、お辞儀や畳の歩き方、帛紗の扱いなど
  基本所作から習いましたが、見るとやるとは大違い、てん
  やわんやで、あっという間の2時間でした(笑)
    2回目は細かい手順や所作の連続で、覚えることば
  かりでタイヘン!でも、それらの動作は実はとても合
  理的で所作を無駄なく美しく見せるために考え抜かれ
  た手順であり所作なのだということを、やってみて初
  めて実感しました。 週半ばの水曜日に、日常とは違う
  空間で和の世界に触れるというのは、とても癒される
  ねというのが、みんな共通の感想でした。
    3・4回目に盆略点前をするようになって、今はまだ、右
  手?左手?と手順のことで頭がいっぱいですが「茶室で
  の所作が優雅にできたらステキだろうなぁ」と夢が膨らみ
  ます。1週間経つと、前回習ったことがすっかり抜けてしま
  っていますが、不思議なもので、実際にお稽古を始めると、
  ちゃんと体が覚えていて、記憶がよみがえってきます。
  続けることの大切さを実感。 毎回、新しいステップへ進む
  のを楽しみにしています。