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初心者のための 茶道教室
2010年10月教室
裏千家(財)今日庵
フリーダイヤル(9:00〜18:00)
0120−31−1166

Email はこちらから


ホテルコンコルド浜松教室

許状授与式など

  2月は、平花月を行いました。「ゲーム感覚で実際にやってみるととても楽しく、札が役札の場合くらいしか声は出さずに静かに行い、それが非常に優雅に感じました」と受講生。細かい面に気を配ることが多く、足の運びや呼吸を合わせたりする修練の一つです。

総礼 札を引いたら名乗ります

隅かけで 自席に戻ります

許状授与式
  3月23日(水)、全22回の茶道教室もあっという間に最終日を迎えました。淡交会浜松支部岡本宗弘幹事長から受講生一人ずつに許状が手渡されました。その後、茶箱「卯の花」点前で、薄茶をいただき終了しました。

許状を手渡す岡本幹事長 授与された許状を確認

卯の花点前で



受講生より
    22回の講座を終えて、茶道のほんの一部分をかじっただけです
  が、少しは分かってきた気がして嬉しく思います。襖の開け方、畳
  の歩き方、帛紗捌きなどの基本から始まり、何がなんだか全く分か
  らず先生のなさる仕草を必死に真似をしていたのが懐かしく感じら
  れます。講師のお二人の先生方の熱心なご指導のお陰で今は、盆
  略点前や棚を使った薄茶点前もできるようになり、少しは成長した
  のではないかと感じています。
    毎週、床の間の掛物や花、美味しいお菓子に季節に合わせた可
  愛らしいお道具など、細部にまで気を配って準備してくださり、行く
  たびに楽しむことができました。本当にありがとうございました。
    また、東北関東大震災で多くの犠牲者や被害を受けられた方々
  を思うと本当に心が痛みますが、このように平穏に茶道を習えたと
  いう幸せを改めて実感しています。そして、この教室に通うことを支
  援してくれた母にも感謝しています。
  この感謝の気持ちを忘れず、ここで習ったことを思い出しながら今
  後も茶道を続けていこうと思います。



レッスン風景5

  2011年1月12日(水)、今年の初稽古でもあり、初めに一献があり(本来はお酒をいただくところですが、この日はりんごジュースで)、その後、花びら餅と濃茶をいただき、皆でお正月の気分を味わいました。

先生から一献 縁高を使って

お菓子をどうぞ お道具の拝見の問答



受講生より
    お教室に通い始めてから3カ月、毎回を楽しみに参加さ
  せていただいております。初めは、何もかもに戸惑ってば
  かりでしたが、今ではわずかながらも考えるより先に体が
  動くようになりました。とはいえ、自然で美しい所作には程
  遠く、日頃から繰り返し行うことの大切さを実感していま
  す。
  また、集中して習う中で自分自身に気付くことが多く、日常
  の何気ないひとこまも大切にしたいと考えるようにもなりま
  した。そもそもこれも、毎回、親切で丁寧なご指導をくださ
  る先生方のお陰です。細々とした 準備はもちろん、楽しみ
  な美味しいお菓子のご用意まで、本当に感謝しています。
  一緒に教室に通うみなさんからいただく刺激と励みもあり、
  今後もますます楽しみにしているところです。



レッスン風景4

  12月8日(水)、「お道具の拝見」の所作が加わりました。「棗を拝見に出すとき、棗を甲拭きした後の帛紗の扱いに手間取ってしまいました。この動作は今後の課題になりそうです」と受講生。

帛紗が崩れないように 出合いで返します

  12月15日(水)、小棚を使った薄茶点前に入りました。


更好棚と丸卓を使って


受講生より
    棚によって、棗や柄杓の荘り方が違うことを知りました。水指に
  水を次いだり、蓋の取り方が点前中と違ったりで、何度か迷い間
  違えてしまいました。次回までにしっかり覚えたいと思います。
    今回、非常にびっくりしたことは、お茶碗と棗がクリスマス仕様
  になっていたことでした。お茶碗には、サンタとトナカイが、棗に
  はリースが描かれていました。お茶の稽古中にクリスマス気分を
  味わえるのは不思議な感覚でしたが、このような絵柄のものが
  あったりすると、茶道がぐっと身近なものに感じることができ、お
  茶がとても楽しくなりました。



レッスン風景3

  11月24日(水)は薄茶平点前(拝見付き)を稽古。前回まで苦労していた柄杓の扱い方にも少しずつ慣れてきましたが、新しい所作が増え、帛紗の扱いに奮闘しています。

お菓子を運んで一礼

棗を清めて拝見に出します

主客総礼


受講生より
    棗、茶杓の拝見の所作が増え、客も拝見をすることで、主客
  のコミュニケーションをとることができることを知り、より一層楽
  しくなりました。それからは所作を客が見ているということを意
  識するようになり、少しでも綺麗にできるように意識するように
  なった気がします。まだ、棗や茶杓の作家が思うように出てこ
  なかったり、ぎこちなかったりですが、回数を重ねていくうちに
  自然な会話ができるようになれたら嬉しいです。
    最近、家でお茶を点てて家族に振舞いました。ただお茶を点
  てただけでしたが、家でもお茶をという気持ちになりました。今
  までは遠い存在であった茶道が今は身近なものとなり、とても
  嬉しく思います。
  今後もレッスンに行ってお茶に関するいろいろなことを学んで
  いきたいです。



レッスン風景2

  11月10・17日(水)、薄茶点前に入りました。
受講生は、盆略点前から新たに柄杓、お釜、蓋置、水指が登場し、柄杓の扱い方(特に引き柄杓)に少々困惑した様子でしたが、皆真剣に一生懸命稽古をしています。

柄杓の扱いを稽古中 先生のお手本をみて

薄茶平点前に入りました! 道具の置く位置が決め手です



受講生より
    薄茶点前に入り、水指、茶碗と棗、建水と柄杓を運ぶ他、最初に茶
  碗と棗を置いた位置から、点前が進むうちに何度か配置が変わるの
  で、いつ変えるかに混乱することがありました。柄杓の扱いも、実際に
  行うと手が震えてしまったり、何柄杓か分からなくなってしまうことがあ
  りました。しかし、先生が熱心に何度も教えてくださったのでお稽古の
  最後には、次は〜柄杓、というように頭から出てくるようになりました。



開講

  10月6日(水)、ホテルコンコルド浜松(浜松市・浜松城公園)にて、淡交会浜松支部 岡本宗弘幹事長挨拶にて開講。懐中道具の説明・席入りの仕方、おじぎの仕方からレッスンスタート。
  10月中は、割稽古から盆略点前を繰り返し、稽古しています。

帛紗の扱い〜大木を抱えるように構えて・・・ 割稽古〜茶筅通し

水屋での準備も大事な稽古です

瓶掛1つに2人で並んで盆略点前を稽古


受講生より
  10月のレッスンが終わりました。初めは所作の回数が多い帛紗
  捌きが大変でしたが、やっていくうちにスムーズになってきました。
  まだまだ動作がぎこちないですが、これから回数を重ねて上手く
  できるように頑張りたいと思います。盆略点前に入り、一連の動作
  でお稽古するようになり、茶室の入る足もどちらの足から入るとか、
  建水を持って下がる時はいつもと反対方向に回る、茶道口が違う
  ときの運びなど、場合によっての立ち居振る舞い方を覚えるのが
  大変です。でも、点前の動作の全体がつかめ、少しずつですが、
  ルールが分かるとお茶のことが分かってきた気がして楽しいです。
  また点前が段々スムーズにできるようになっていくのがとても楽し
  くて、2時間の稽古もあっという間に終わってしまいます。
  今後もひとつひとつの動作を頭に入れながらお稽古していきたい
  と思います。