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初心者のための 茶道教室
2010年10月教室
裏千家(財)今日庵
フリーダイヤル(9:00〜18:00)
0120−31−1166

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宝塚大学 東京新宿キャンパス教室

レッスン風景7

  2月24日(木)、第19回目の教室たよりとなりました。
残り3回のレッスンとなり、今回と次回はお茶会に向けての総稽古となり、各グループで卒業茶会の役割分担を決め、その後1グループずつ各役割の通し稽古を2回ずつ行いました。皆、緊張されている面持でしたが「今までやってきた積み重ねを信じて、頑張って一緒にお茶会にのぞみたいと思います」と受講生。

初めての半東

お運びの練習 香を聞く作法や楽しみ方を習いました


受講生より
    今日は、通し稽古の後に、お香を聞かせていただきました。
  また一つ、茶道の奥深さと懐の広さに触れたように感じまし
  た。
    個人的には、現在妊娠7か月後期で体重が増えていること
  から、実際のお茶会の頃まで半東役として長時間の正座に耐
  えられるか少し不安もありますが、今までのところ大丈夫だし
  勉強になる良い経験なので前向きに取り組みたいと思いま
  す。




レッスン風景6

  2月3日(木)、掛物とお花の色合いが柔らかで春らしい雰囲気を感じる教室で、今日は丸卓を使っての薄茶の稽古でした。

「春水満四澤」 丸卓で

こぼれ梅


受講生より
    今日は一人ずつ点前をした後に少し畳の歩き方のお稽
  古をしてくださいました。私は歩幅が一定でないため、畳
  の縁を越す時に不自然に歩数が多くなるということが改
  めて分かりました。今後はもう少し歩幅にも気を使いたく
  思います。また、柄杓と水指の蓋の扱いがまだスムーズで
  はないので、そこにも気を配らなければと思いました。
    教室の他の皆さんは、手順の流れはだいぶ覚えてきたの
  で、今後は各動作をいかに洗練させていくかが課題なのか
  なと思います。




レッスン風景5

  今年の最初の1月6日(木)、床の間には結び柳やブリブリ香合を飾り、お正月らしい雰囲気での初稽古になりました。受講生は見るもの全てが珍しそうな様子でした。

「蓬莱不老仙」 結び柳・侘助に突羽根

棚を使った薄茶点前も慣れて 柄杓の扱いを何度も練習

  1月20日(木)、棚を使っての薄茶点前を稽古。七種の蓋置(火舎・五徳・一閑人・三つ葉・三つ人形・栄螺・蟹)を見せてもらった受講生は興味深く講師の説明に耳を傾けていました。

指先にも注意が払えるようになりました 七種の蓋置



レッスン風景4

  12月2・9・16日(木)の稽古風景が届きました。
先生から掛物とお花の説明の後、2グループに分かれて一人ずつ主人役と客役の風炉稽古を通して行いました。茶杓や棗についての質問の仕方を習い「お道具の鑑賞を楽しむためには、練習だけではなく一定以上の知識も必要ということを改めて知りました」と受講生。

薄茶平点前(運び) 棚では水を次いで

棗・茶杓の拝見も始まりました

茶巾の畳み方の復習も


受講生より
  12/2 掛物は「先ず今年も無事めでたく千秋楽」、お茶の掛物で
  千秋楽という言葉が使われることが意外で遊び心を感じました。
  自宅で復習してからお稽古に臨んだところ、やはり効果が顕著
  に表れ、今までよりも全体の流れを体が覚えているように感じま
  した。ただ一つ失敗したのは、点てたお茶がしっかり混ざってい
  なかったようで、抹茶がグミのようなダマになってしまっていたこ
  とです。お客様には気の毒なことをしてしまいました。流れをよく
  覚えている方や、動きが綺麗な方など色々いらして、拝見してい
  るだけでも参考になりました。
  12/16 今年最後のお稽古ということもあって、普段以上に和や
  かな雰囲気の中でのお稽古になりました。
  
  お稽古の最後には、クリスマスプレゼントで先生方がお茶を点て
  てくださいました。先生のお茶を初めて頂き、泡のきめ細かさ、口
  に含んだときのふんわりと広がる柔らかい感じ、見栄えなどが、
  自分の点てるお茶とは同じものとは思えない程素晴らしくて、感
  動すると同時に、お茶の道の奥深さを改めて感じました。先生方
  のようなお茶をいつか点てられるように、もっと精進しなくてはと
  思います。


【講師所感】
  ・運びでの平点前はずいぶんとスムーズになり、皆さん手順も覚え
  てきました。毎回お客様をしているときにも、柄杓を手元に置き、
  何度も「置き・切り・引き・取り」の練習をして滑らかな動作を会得
  しようとしています。
  ・茶碗の拝見に続き、棗・茶杓の拝見の稽古では、歴史的な内
  容にも興味が派生し、各自質問もしていました。
  ・棚を使うことにより、少し戸惑う場面も見られますが、「茶道の
  点前をしている」という実感があるようで、生徒さんたちの顔つき
  に少し変化が見られるようになりました。
  ・11回を終え、生徒さん各々の生活の中に少しずつ茶道が根付
  きつつあるのを感じ、私共講師も大変嬉しく、楽しく指導させてい
  ただいています。



レッスン風景3

  11月25日(木)の稽古は、薄茶平点前の4回目です。
先生から床の掛物とお花の説明の後、グループに分かれて、薄茶点前を通して行いました。

薄茶点前を通しで行いました

お客の時も柄杓の扱いを稽古 棗・茶杓の見所を教わりました


受講生より
    私は前回お休みしたのですが、お稽古前に30分ほど先生
  に補講をしていただきました。
  家で復習した時は、どうしても苦手意識のある箇所ばかりや
  ってしまい、通しでお稽古すると改めて自分の忘れているこ
  との多さに気づき、反省することしきりでした。
    また、お稽古の最後の方では、棗と茶杓の拝見の仕方を
  教わり、茶杓の櫂先の形は代々の家元の好みによって違い
  があるということを初めて知りました。その他、お稽古の最
  初には利休百首の資料を頂きました。
    毎回、少しずつですがこうして新しいお茶の知識を学べる
  ことも嬉しいです。



レッスン風景2

  10・11月の教室だよりが届きました。
10月14・21・28日(木)、割稽古から盆略点前に入り、割稽古で習った一つずつの点が線に繋がりはじめ、受講生は腑に落ちた様子でしたが、足の運びが新たな難関に。
お互いの顔も覚え、コミュニケーションがうまれ、皆、和気藹々と稽古に励んでいます。

盆略点前から亭主と客に分かれて稽古

  11月に入り、薄茶平点前に入りました。
11月4・11日(木)は柄杓と格闘。点前をする人に合わせて、お客も席で柄杓の扱いを何度も稽古しています。

柄杓の合が茶碗に入らないようにね

お客をしながらも一緒に柄杓の扱いの稽古 茶巾、茶筅を出したら柄杓の柄を扱って・・・


受講生より
    私は前回お休みしたのですが、お稽古前30分間補講をして
  いただきました。点前の順番も一番最後にしていただいたの
  に、柄杓の扱いの手捌きをなかなか覚えられず、ついていくの
  に精一杯でした。
  また、時々建水に誤ってお茶碗をあててしまい、お仏壇の鐘を
  叩いたような音を出してしまうので、気を付けたいと思います。
    和やかではありつつ緊張感のある中で、毎回お稽古の始め
  に掛軸とお花を拝見し、先生の講話を拝聴するのが毎週、大
  きな楽しみになっています。



開講

  平成22年10月7日(木)、宝塚大学 東京新宿キャンパス(東京都新宿区・新宿駅)において淡交会東京第七東支部 竹内宗芳幹事長挨拶、講師紹介の後、懐中するものの説明、お辞儀の仕方、襖の開け閉めから稽古が始まりました。受講生は、お菓子とお茶をいただいた後、お茶を点ててみるという体験に感激した様子でした。

畳の歩き方 襖の開け閉め

毎週季節のお菓子を楽しみに 盆略点前に入りました


受講生より
  初日、まず驚いたことは、講師の先生方がとても丁寧に優しく教
  えてくださるということと、休んだ分は必ず補講の時間を作ってく
  ださるということ、それから茶道の立居振る舞いの合理性です。
  足がしびれにくい正座のこつを先生に伺って実践したところ、本
  当にしびれにくくなって、目から鱗が落ちる思いでした。
  4回目の27日には盆略点前を通して行いました。他の方が亭
  主の時にも先生の指導を聞きながら実際に手を動かし確認す
  るなど、お稽古に対する皆さんの真摯な姿勢を改めて感じまし
  た。
  段々、難しくなると思いますが、頑張ってついていきたいと思い
  ます。