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初心者のための 茶道教室
2010年10月教室
裏千家(財)今日庵
フリーダイヤル(9:00〜18:00)
0120−31−1166

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ホテルニューオータニ幕張教室

許状授与式

  3月24日(水)、今まで学んだ薄茶点前の復習と濃茶の割稽古を中心に学びました。
  初心者教室修了を目前に、東日本大震災が起きました。震災後の教室では、講師が亡くなられた方への気持ちを込め「御供茶」をしてから稽古をしています。「許状授与式のこの日は、皆、無事揃うことができ、時折余震で揺れる中でしたが、心を落ち着かせて許状を頂くことができました。」と受講生。

円相が掛けられた「和楽庵」にて許状が手渡されました

半年間の成果を!


受講生より
    東日本大震災では、信じられないような被害や予想外の
  事態を目にする度、ただただ言葉を失いました。
  私たち人間は自然に生かされている小さな存在なのだとい
  うことを気付かされました。震災後、日本人の冷静さや秩序
  正しさが海外で絶賛されました。失われかけたと思われた
  他人を思いやる心が、各地で見られたことが傷ついた私た
  ち日本人にとって唯一の救いであったように思います。
    半年間茶道で学ばせて頂いた「感謝する心」と「相手を思
  いやる心」、日本人の尊い精神を今後も大切にしていきたい
  と思います。



レッスン風景5

  2月・3月の教室だよりが届きました。
  2月2日(水)は、平花月に挑戦しました。平花月は受講生の皆さんが、折据から札を引き、花の札を引いた人が点前をしたり、月の札を引いた人が茶を飲んだり、皆が呼吸やタイミングを合わせて行う稽古でした。

どの札をとるかドキドキしながら 呼吸を合わせて総礼

  2月9日(水)、細かな所作にも気をつけながら稽古しています。

茶杓の持ち方 帛紗の扱い

  3月2日(水)、濃茶をいただきました。

四方捌きの練習 茶碗を手渡して
濃茶に挑戦


受講生より
  2月は、薄茶の復習、「平花月」を習いました。皆で息を合わ
  せて動作をすることで、茶室の空間が1つになったように感
  じ、茶道の素晴らしさを改めて感じました。毎週楽しみにし
  ているお稽古も、残すところあと数回となり、点前の順序や
  足の運び方はなんとか覚えたものの、先生のように美しい
  所作、また「平常心」で点前をするのはまだまだ修行が必要
  だと感じています。1回1回のお稽古を大切にしていきたい
  と思います。



レッスン風景4

  12月8日(水)、お稽古に棚が登場しました。段々と「お茶のお稽古」らしくなりましたが、一段と難しくなった所作に受講生も戸惑い気味です。

背筋がすっと伸び美しい姿で すっと体が動きます

  12月22日(水)はクリスマスの趣向での稽古。
  「先生から前回の予告に『お茶とクリスマス????』でしたが、サプライズのおもてなしの意味が良く分かりました。茶道の根本は、皆さんをどうおもてなしをするか、優しい心使いとちょっとした驚きと、楽しいクリスマス茶道でした。」と受講生。

濃茶のいただき方を稽古 丸い棚…丸卓が登場

MERRY CHRISTMAS!

受講生より
  いつもとは違うコースで受講したところ、そのコ
  ースでは男性受講生と「お姑さんとお嫁さん」の
  仲良しコンビが受講していて楽しいお稽古時間
  となっていました。
  今日も先生がいろいろなことを教えて下さって、
  「お茶は元々男性の世界」とおっしゃるのには驚
  きました。女性のたしなみと思っていましたが、
  花嫁修行としての「お花とお茶」というのは新し
  い世界だったのですね。そういえば歴史の世界で
  茶人と言うのは男性ばかり。
    先日、先生宅のお初釜に招待していただいて大
  感激だった私達の様子もお送りします。茶道の形
  だけにとらわれていましたが、おもてなしの心が
  隅々まで行き渡っている1日を終え、改めて「日
  本人に生まれて良かった」と思いました。




レッスン風景3

  ホテルニューオータニ幕張教室から10・11・12月の教室だよりが届きました。

  10月27日(水)、盆略点前で割稽古の所作を繰り返し稽古しています。

水屋で自分の点前道具を準備します 盆略点前

  11月10・17日(水)、薄茶点前に入りました。

基本動作も一つずつ確認しながら

床の間の拝見から席入り、客の所作も大切な稽古です

受講生より
  少しずつ茶道の奥深さが分かってきたように思います。お茶を点て、お菓子を食べ、お茶をいただくだけでは
  ないのですね。掛け軸や茶碗の教養から野の草木の名前まで様々な分野に深い造詣が必要なのだと思うよ
  うになってきました。掛物もひとつひとつ意味を学んでいきたいと思います。



レッスン風景2

  10月20日(水)、盆略点前に入りました。
「お茶をいただくだけではなく、これからはお客様にお茶をお出しするおもてなしの心も勉強しなければいけないのですね」と受講生。

まだまだ先生の見様見真似です 秋らしい菓子「いが栗」

お茶をいただきます 「スーッと先まで、櫂先があがらないようにね」


受講生より
  「茶巾はこう持って、茶杓はここに置いて、お盆はこう持って、
  棗のふたはここに」と、ひとつひとつ教わりながらの稽古で
  す。先生もさぞやお疲れになったことでしょうと思います。
  「ほらほら、写真に撮られているから背筋を伸ばして!」と言
  っていただきました。本当に気をつけているつもりがついつ
  い猫背になってしまいます。茶道を習うことによって猫背の
  癖も直ったらいいなあと思っています。



開講

  秋晴れが爽やかな10月6日(水)、ホテルニューオータニ幕張(千葉市・海浜幕張駅)において、淡交会千葉県支部 石橋宗絹副幹事長挨拶により開講。石橋副幹事長よりお道具の説明やお茶の心についての話に「初めて耳にする茶道用語一つにしても、難しいことを分かり易く説明いただき、“型から入ってあなたの形に”、“このお教室は、お茶の楽しさを伝えたい”との言葉が心に残りました」と受講生。茶道は全く初めての方やブランクのある方、性別や年齢なども様々ですが、とても和やかな雰囲気で初回を終えました。


お道具の説明


割稽古を頑張っています


受講生より
  2回目から帛紗捌きに入り、真新しい帛紗で悪戦苦闘。初めて
  お茶を点ててみましたがなかなか疲れ、肩が凝るお仕事でした。
  きっと変なところに力が入っているのでしょうね。でも人に点てて
  いただいたお抹茶の美味しいこと。それ以上にお菓子は美味し
  かったです。
  本当に豊かな時間をこれから半年間、みなさんと共有していけ
  たらと思っております。