第43回東海地区大会 |
〜耕し 育てよう 日本の心〜 |
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9月21・22日、岐阜県高山市において、千 宗室家元夫妻、伊住弘美様が出席され、第43回東海地区大会(富田和夫地区長)が開催されました(主管・飛騨支部、日下部洋子支部長)。 淡交会理事の大谷宗裕氏、岐阜県知事の古田肇氏(岐阜支部顧問)、高山市長の土野守氏、衆議院議員の金子一義氏(飛騨支部名誉支部長)はじめ多数の来賓、地区内外より1900人を超える同門社中が参加しました。 |
● 大会日程 22日に大会式典、正副支部長・幹事長会議、準教授・茶名拝受者ならびに新入会員のつどいを開催。さらに21日・22日の両日にわたり茶席が設けられ、21日夕刻には懇親会が催されました。 |
● 茶席 濃茶席が、玄興寺(書院席・庫裏席)と日下部支部長宅で国の重要文化財指定を受けている日下部民芸館(四つでい席・立礼席)の2か所に4席、高山グリーンホテルに呈茶席(支部担当)、高山市民文化会館にいっぷく処(学校茶道担当)の計6席が設けられ、家元は各席の趣向を味わいながら一碗を楽しまれました。 |
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玄興寺(本席 床) |
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玄興寺(庫裏席) | 玄興寺(書院席) |
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日下部民芸館 |
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日下部民芸館(四つでいの間) | 日下部民芸館(立礼席) |
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呈茶席(高山グリーンホテル) | いっぷく処(高山市民文化会館・学校茶道担当) |
学校茶道の参加校は、県立吉城高等学校、県立益田清風高等学校、私立高山西高等学校のみなさん。 |
● 懇親会 17時30分より高山グリーンホテルにおいて開催。オープニングでは飛騨の長唄にあわせて素踊りが披露され、土野守市長の挨拶に続き、金子一義衆議院議員による乾杯で会食。途中、蒲茂太郎副支部長による「めでた」の発声があり、飛騨地方の伝統を体感。瀧多賀男副支部長の中締め挨拶で和やかなうちに終えました。 |
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日下部支部長 挨拶 | 金子衆議院議員 乾杯 |
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蒲副支部長による「めでた」 |
● 会議・つどい 翌日の22日昼より準教授・茶名拝受者・新入会員のつどいへ。続いて正副支部長・幹事長会議へ出席されました。 |
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新入会員「誓いの言葉」 | 家元夫人 挨拶 |
● 大会式典 大会式典は高山市民文化会館において挙行。 第一部「お茶湯の儀」。家元が大会の盛会を利休大居士、歴代宗匠に奉告、ご遺徳を偲ばれるとともに物故会員の霊位に対して一碗を捧げられ、一同も静かに合掌の心を合わせました。 |
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お茶湯の儀 |
第二部「式典」では、主催者を代表し富田地区長より歓迎の挨拶に続き、日下部支部長が挨拶。発表された大会決議にもとづき、高山市へ伝統文化振興基金として金一封が贈呈されました。 家元は、「ふところの深い高山のまちで、普段の茶を感じることができました」と、感謝の意をこめて挨拶されました。つづいて古田肇知事、土屋守市長より祝辞。 第三部「表彰会」では、家元より各賞が授与されると会場は拍手に包まれました。 第四部「特別ご講演」は、家元が登壇。「異なりを認めつつ共に生きていくことが、やさしいお茶に通じていきます」と、「座礼」や箱書に託す想いを込めて語りかけられました。 |
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富田地区長 挨拶 | 功労者表彰 |
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家元 講演 |