第40回東京地区大会 |
―秋の武蔵野の風情に満たされて― |
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濃茶席寄付:六閑斎画賛 | 立礼席床 |
10月19・20日、東京都千代田区・府中市において、千 宗室家元夫妻、伊住弘美様が出席され、第40回東京地区大会(内海 倫地区長)が開催されました(主管・東京第八南支部、三澤千代治名誉支部長、芝村智豊支部長)。 淡交会顧問の塩月宗芯師、淡交会理事の大谷宗裕氏、櫻井宗幸氏、今日庵老分の五島 哲氏、府中市長の野口忠直氏(主管支部顧問)、元国土庁長官で衆議院議員の伊藤公介氏(主管支部副支部長)、民主党代表代行で衆議院議員の菅 直人氏(東京第八北支部副支部長)、元国土交通大臣で衆議院議員の石原伸晃氏(東京第七東支部副支部長)、元金融担当大臣で衆議院議員の伊藤達也氏(主管支部顧問)、前内閣官房副長官の下村博文氏(東京第二東支部副支部長)、菅原一秀氏(東京第二西支部顧問)、防衛大臣政務官で参議院議員の秋元 司氏(東京第二西支部顧問)、竹田恒和氏(地区常任顧問)、多数の来賓、関東第一地区をはじめ全国より延べ4200人を超える同門社中が参加しました。 |
■記念茶会 記念茶会は19日、ホテルニューオータニにおいて、濃茶席(支部長担当)、薄茶席(支部参与担当)、薄茶席(翠・瑠璃・琥珀青年部担当)の3席が設けられました。 宗家方は19日午後より席入り。宗旦350年忌に因んだ設えの濃茶席や、武蔵野の雰囲気を盛り込んだ青年部席など各席の趣向を楽しまれながら、ゆったりと一碗を喫されました。 |
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濃茶席(支部長担当) | 床:宗旦筆 一心不生万法無咎 |
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薄茶席(参与担当):点茶盤で | 立礼席(青年部担当):手作り棚で |
■会議、つどい 午後4時より同ホテルにおいて、準教授・茶名拝受者ならびに新入会員のつどい、正副支部長・幹事長会議が開催されました。 |
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新入会員より誓いの言葉 | 会議で挨拶される千容子家元夫人 |
■懇親会 引き続いて、午後5時30分からは、同ホテル鶴の間において懇親会が催されました。 石原伸晃氏の祝辞に続き、伊藤公介氏による乾杯の後、家元は各席を回り記念撮影に応じられながら会員と和やかに懇談されました。 |
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石原氏より祝辞 | 乾杯の発声 |
■大会式典 大会式典は翌20日9時30分より、府中市に会場を移し、府中の森芸術劇場において盛大に挙行されました。 |
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お茶湯の儀 |
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野口市長より祝辞 |
第一部「お茶湯の儀」。家元が大会の盛会を利休大居士・歴代宗匠に奉告され、ご遺徳を偲ばれるとともに物故会員の霊位に対して一碗を捧げられ、一同も静かに合掌の心を合わせました。 第二部「式典」では、主催者より内海 倫地区長、芝村智豊支部長より挨拶の後、発表された大会決議に基づき、府中市福祉基金に金一封が贈呈されました。 家元は挨拶で、地域に根付く茶の湯の大切さを語られ、併せて主管支部役員らの労をねぎらわれました。 来賓を代表して、野口忠直府中市長、伊藤公介衆議院議員より祝辞を頂きました。 第三部「功労者表彰」では、家元より各賞が授与され、場内は拍手に包まれました 第四部「特別ご講演」は家元が登壇。家元は、「会員の方々に平等に対するにはどうすればよいか」について話し始められ、「一期一会」の精神、思いやり・譲り合いの心に触れ、「座礼」や箱書に託す思いを語られました。 |
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「淡交会の歌」を皆が斉唱 | 学校茶道を学ぶ学生・生徒たちも参加 |
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功労者表彰 | 講演される家元 |
また、式典会場には学校茶道担当の呈茶席が設けられ、大会参加者だけでなく一般市民にも一碗が振舞われました。 なお、学校茶道の参加校は、東京工芸大学、都立成瀬高校、晃華学園、都立狛江高校、国立東京工業高専、神奈川県立座間高校、都立世田谷泉高校、世田谷区立希望ヶ丘中学校、世田谷区船橋まちづくり出張所、(財)芳越一誠寮、玉川大学、横浜市立黒須田小学校のみなさん。 |
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