●記念式典 9日午前9時半より、境港市民会館において式典を挙行。 第一部は「お茶湯の儀」。若宗匠が、大会の盛会を利休居士・歴代宗匠に奉告されるとともにその遺徳を偲び、一碗を謹点し利休居士画像に捧げられました。 第二部「式典」では、絲原義隆地区長、板倉周二支部長より歓迎挨拶の後、採択された大会決議により本大会を記念し「境港市文化福祉財団」に金一封を贈呈。 若宗匠はご挨拶で、「地区大会は、担当支部の会員が生活している空気・風景・場所で、支部なりのお茶を楽しんでいるということを知っていただく絶好の機会である」と語られました。 来賓の祝辞は、平井伸治副知事、黒見哲夫市長、衆議院議員の相沢英之氏より。 |
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若宗匠によるお茶湯の儀 |
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相沢英之氏よりご祝辞 | 次期大会担当の米子支部よりアピール |
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若宗匠より功労者表彰を受ける |
第三部「宗家とのつどい」では、功労者表彰が行われました。 第四部「特別ご講演」では、若宗匠がご登壇。「日本人は古来、月の満ち欠けを眺めてもののあわれ・はかなさを感じとってきました。わび・さびとは、瞬間をとらえてよしとする概念ではありません」とされ、茶席でのもてなし方について「その土地のものがその土地の茶風を表します。それを感じてもらうホスピタリティ、気配りは亭主にしかできないものであり、客がそれに感じ入ってこそ、心のキャッチボールができるのです」と一座建立の要諦を語りかけられました。 |
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