●記念茶会
  2日間にわたる記念茶会は以下の3席。それぞれに趣深く、来席者を楽しませました。
  濃茶席(境港支部長席):夢みなとタワー1階ホール
  薄茶席(境港支部席):由志園「菖蒲亭」
  青年部席(境港支部みなと青年部席):境港市民会館2階大会議室

▲濃茶席は、床に玉舟和尚筆「吹毛用了急須磨」(名剣を常に切れ味を失わぬように磨け)の軸が掛けられ、板倉支部長(左端)の心が染み入るお席。

▼薄茶席は、大根島(島根県)にある由志園で、鮮やかな紅葉と一年中咲くボタンを愛でながらゆったりと一服。


▼青年部席は、鬼太郎色紙をはじめ妖怪の趣向と、境港の花・小菊でのおもてなし。

●準教授・茶名拝受者・新入会員のつどい
  正副支部長・幹事長会議
  (学校茶道・青年部代表を含む)


  夢みなとタワーにおいて「会議」、夢みなと展望タワーにおいて「つどい」が午後4時より開催。
  「つどい」でのご挨拶で、若宗匠は、本来持って生まれたありのままの自分=仏性の大切さから始められ、「自分の中のかけがえのない命の源を認識し、それを振り返るごとに一碗の重みや温かみが増していくことと思います。なによりも今自分が立っている場所、佇まいを正確な目で見られるよう養ってください」と、それぞれの立場での修道を励まされました。
  準教授・茶名拝受者を代表し井上宗裕氏が謝辞、新入会員を代表して長浜恵美氏が誓いの言葉を述べました。
つどいで挨拶される若宗匠

  会議では、本地区大会の概要・日程について協議が重ねられたほか、地区・支部、および学校茶道連絡協議会、青年部それぞれより、本年度の活動報告がなされました。
  若宗匠は、「社中・会員を第一に、何を望んでいるかを今後の規範にしていきたい」と、来年に向けて第16代家元としての思いを披瀝されました。

●懇親会

  夢みなとタワー1階ホールにおいて午後5時半から開宴。来賓の平井伸治副知事、黒見哲夫市長、相沢英之氏よりご祝辞の後、若宗匠を囲んで和やかに進められ、副支部長・庄司尚史氏の一本締めで終了。

挨拶される板倉周二支部長


乾杯のご発声は
境港商工会議所会頭・足立統一郎副支部長より