一般社団法人茶道裏千家淡交会
第121回総会




  3月13日(水)、一般社団法人に移行後、初の淡交会第121回総会を京都ホテルオークラにおいて開催。今回は最初の代議員総会であり、代議員総数109名の内105名(書面表決7名含む)が出席。理事会・参事会合同会議に引き続き、理事・監事、参事・参事補・特別参事、また新しく淡交会顧問に就任の伊木康通氏も初めて総会に出席されました。
  午後3時、千 容子副理事長が開会を宣言。続いて、議長に森田 均代議員(参事・関東第二地区地区長、群馬県支部支部長)、副議長に小田禎彦代議員(石川支部支部長)、議事録署名人に岡田伸浩理事、立石文雄理事を選出しました。

(右から)森田議長、小田副議長


  千 玄室会長は、「淡交会は世界的な活動を行っており、皆さま方には一般社団法人としての組織へのご理解ご協力をいただきたい」と挨拶されました。
  続いて、千 宗室理事長が挨拶され、国の内外を問わない活動について、「大宗匠が日本文化を世界へ発信しようと海外普及に尽くされた成果が今日あります。この海外へ開かれた門戸を閉ざすことなく、これから海外へ出ていく青年茶人のためにも国内の基盤をしっかりとしたものにすべく各地域や支部のあり方を見直していきたいと存じます」と話されました。




  続いて、諸報告の冒頭、昨年の裏千家行事を紹介する記録ビデオを上映、その後、関根秀治副理事長から宗家・総本部報告、裏千家関連団体報告。続いて議案審議へと移りました。

・ 第1号議案 平成24年度 事業報告に関する件
・ 第2号議案 平成24年度 収支決算報告に関する件
・ 第3号議案 平成25年度(自1月1日 至1月3日)事業報告に関する件
・ 第4号議案 平成25年度(自1月1日 至1月3日)収支決算報告に関する件
・ 第5号議案 定款施行細則一部変更案に関する件

  各議案とも総会要綱に基づいて内容を説明、原案通り満場一致で承認可決されました。
  終わりに千 容子副理事長が閉会のことばを述べられ、総会が終了しました。




  また、夕刻からは懇親会を開催、出席者は和やかに親睦を深めました。


小坂 敬氏(今日庵老分・東京第五東支部支部長)による発声で乾杯