平成22年度優秀支部・部門別優良支部表彰 学校茶道永年勤続者表彰 |
―第117回全国総会において表彰― |
2月25日に開催された淡交会第117回全国総会において平成22年度優秀支部・部門別優良支部表彰の受賞支部と、学校茶道永年勤続者表彰の受賞者の表彰式が執り行われました。 |
◆ 平成22年度支部表彰 |
【優秀支部】 | |
宮津支部(小牧誠一郎支部長) | |
過去5ヵ年の会員増加率、増加数を見ても高水準を保ち、過去2ヵ年の会員増加率並びに増加数で全国トップを達成した。また、単年度ではあるが、青年部会員の増加、学校茶道指導者数及び学校茶道採用校数の増加などで成果をあげたことが評価される。 | |
沖縄支部(親泊一郎支部長) | |
終戦65年の節目に際し、「平和の祈り」行事を開催することにより、平和の尊さを県内のみならず全国にアピールするなど意義ある活動を展開。また、支部運営に関しても、IT(情報技術)を積極的に取り入れ、組織運営の効率化を図るなど、地域貢献、支部運営面で総合的に評価。 |
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宮津支部 | 沖縄支部 |
【部門別優良支部】 | |
○会員増加の部 | |
北見支部(黒部哲哉支部長) | |
会員増加率、会員増加数で、数年間に亘って全国的に高水準を保つなど努力の成果が見られる。 | |
岩手南支部(宮澤啓祐支部長) | |
過去2ヵ年の会員増加率、会員増加数ともに全国的に高いレベルを維持している。 | |
八幡浜支部(吉見弘晏支部長) | |
会員増加数で全国トップレベルを獲得するなど、2ヵ年の会員増加率(数)・会費未納率(数)ともに上位に位置し、会員増加に尽力している。 |
○地域社会への貢献の部 | |
釧路支部(清水幸彦支部長) | |
「慈善茶会」を約30年継続して開催しており、収益金の一部を地元の文化振興のために寄附するなど、茶道を通しての継続した地域貢献を評価。 | |
岩手支部(鈴木俊一支部長) | |
毎年実施しているチャリティー茶会では、多くの市民に呈茶を行うとともに、その収益金の一部を茶道文化の振興のために「今日庵護持基金」に寄附するなど、茶道を通しての継続した地域貢献を評価。 | |
三河支部(神野信郎支部長) | |
岡崎市美術博物館で開催された「特別企画展 裏千家11代玄々斎宗室生誕200年記念 茶の湯の文明開化―茶人玄々斎の生涯と奥殿藩松平家」に協力し、玄々斎の生誕記念行事で地域に貢献。 |
○学校茶道教育振興の部 | |
魚津支部(千田則行支部長) | |
学校茶道の拡充に継続的に取り組み、幼稚園から中学校までの裏千家茶道採用校を増加させるとともに、地域の子どもたちへの茶道普及にも貢献した。 | |
宇部支部(中村勝人支部長) | |
学校茶道の拡充に積極的に取り組み、会員の顕著な増加を達成。日本の伝統文化を重視する学校教育に呼応して小学校の裏千家茶道採用校を大幅に増加させた。 | |
宇和島支部(島原傳喜支部長) | |
学校茶道の拡充に継続的に取り組み、小学校並びに幼稚園の裏千家茶道採用校を増加させるとともに、地域の子どもたちへの茶道普及にも貢献した。 | |
長崎支部(澤山精一郎支部長) | |
学校茶道の拡充のために学校関係者に積極的に働きかけ、各支部学校茶道連絡協議会の中にあって裏千家茶道採用校の顕著な増加を達成。 |
○青年部への指導援助の部 | |
東京第六東支部(鎌田紀彦支部長) | |
過去5ヵ年、支部内2青年部で約60名の会員増加を達成。平成20年度にも同表彰を受賞しているが、それ以後の会員数の増加・維持の努力を評価。 | |
埼玉県支部(半田昭雄支部長) | |
青年部活性化への理解と意識を高め、青年部会員を増加。また、親支部会員も増加させるなど、支部としての勢いは全国の模範となる。 | |
川崎支部(斎藤文夫支部長) | |
青年部会員数増加の努力と青年部活動への支援を評価。また、全国的に見て、男性会員の比率が高い。 | |
北九州支部(中村眞人支部長) | |
この一年間で支部内2青年部が揃って2ケタの会員増を達成し、青年部会員を大きく増やすなど、全国的にも高水準を維持している。 |
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北見支部 | 岩手南支部 | 八幡浜支部 |
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釧路支部 | 岩手支部 | 三河支部 |
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魚津支部 | 宇部支部 | 宇和島支部 |
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長崎支部 | 東京第六東支部 | 埼玉県支部 |
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川崎支部 | 北九州支部 |
◆ 学校茶道永年勤続者表彰 |
学校茶道に永年貢献されている85名を表彰。受賞者を代表して、近藤宗房氏(長野県支部)に感謝状と記念メダルが授与され、竹村宗美氏(周防支部)が謝辞を述べられました。 表彰式後、大宗匠は受賞者一人ひとりに感謝状とメダルを手渡されるとともに、全国の様々な場面で活躍される学校茶道教授者のエピソードを紹介され、「学校茶道だからと難しいことを教える必要はありません。まずは、あなたの幸せのためにおいしいお茶を差し上げるという気持ちを伝えてください」と受賞者を激励されました。受賞者は皆感激の面持ちで、今後の活動にむけて大きな糧となりました。 |
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