平成20年度支部表彰・学校茶道永年勤続者表彰
―淡交会第113回全国総会において表彰―


◇平成20年度支部表彰
【優秀支部】
    横浜支部(上野 豊支部長)

昨年度、新入会員が最も多く、準教授・茶名拝受者や青年部入会者数等すべてにおいて上位。学校茶道振興においても昨年は7校増加しており、支部の将来を見据えた活動が行われている。
    呉支部(奥原信也支部長)

将来への基盤づくりとして青年部に対する理解を深め、昨年は青年部入会者数が全国で最多の増加。また、支部独自で道場の建設・増築を行い、研修や行事の会場として活用するなど活発な活動を行っている。

横浜支部 呉支部


【部門別優良支部】
  ■会員増加の部
    埼玉県支部(半田昭雄支部長)

5ヶ年にわたり会員増加数・増加率ともに最多で、会費の未納率も最も少なく、新入会員数・準教授拝受者数も上位を維持している。
    奄美大島支所(渡 博文支所長)

人口の少ない地域でありながら会員数を維持増加させ、2ヶ年並びに5ヶ年の会員増加数・増加率とも上位を維持している。

  ■地域社会への貢献の部
    山形支部(鹿野道彦名誉支部長、清原浄田支部長)

山形市の清風荘内茶室「宝紅庵」において、チャリティー茶会をこれまで42回開催。毎回7〜900名の参加者があり、収益を赤十字社や地元の社会福祉協議会へ寄付している。
    播磨支部(松本剛明支部長)
    西播磨支部(法旨筆夫名誉支部長、岡田兼明支部長)

両支部は姫路城内好古園の茶室「双樹庵」にて16年間にわたり呈茶奉仕や市民茶会を開催、また「伝統文化子ども教室」も開催している。昨年の第25回全国菓子博覧会では、1日2000名の入場者に16日間にわたって呈茶を行った。
    徳島支部(坂田雄幸支部長)

「伝統文化子ども教室」の開催や公民館での茶道指導、また、第28回近畿高等学校総合文化祭徳島大会では茶道部門の生徒の発表活動を支援するなど、児童・生徒の健全育成に貢献している。

  ■学校茶道振興の部
    岐阜支部(武藤嘉文名誉支部長、辻 正支部長)

学校茶道拡充のため積極的に取り組み、最多の裏千家茶道採用校の増加を達成。
また、5年間でも会員数・採用学校とも大幅な増加となった。
    佐賀支部(村岡安廣支部長)

学校茶道の拡充と充実に取り組み、会員数・裏千家茶道採用校とも大幅な増加を達成。また、学生・生徒の茶道への修道意識向上、茶道研鑽の場として「学校茶道研修会」や「学校茶道合同茶会」を開催している。

  ■青年部への指導援助の部
    九州地区(後藤豊彦地区長)

地区指導のもと、支部内会員に対して青年部への理解や支援を呼びかけ、九州地区全体の青年部会員数が増加。また青年部行事である「親子合同研修会」には親支部会員が多く参加し、親子一体の取り組みが行われている。
    東京第六東支部(鎌田紀彦支部長)

支部内教授者の青年部に対する理解が進み、昨年度の青年部入会者数の増加が上位である。

埼玉県支部 奄美大島支所 山形支部

播磨支部 西播磨支部 徳島支部

岐阜支部 佐賀支部 九州地区




東京第六東支部


◇平成20年度学校茶道永年勤続者表彰
  学校茶道に永年貢献されている61名を表彰。代表の大井宗紅氏(神戸第一支部)に感謝状と記念メダルが授与され、木村宗浩氏(大牟田支部)が謝辞を述べました。その後、別会場にて大宗匠が一人ひとりに感謝状とメダルを手渡し、労いの言葉を掛けられました。