社団法人 茶道裏千家淡交会青年部第15回全国大会
プレ行事開催報告
報告者 東京第六東支部 世田谷白雲青年部
齋藤智代&友人・神谷里恵
開催日時 平成22年3月17日(水)
会場 勤務先(東京・表参道)
お茶の数 6碗
その昔裏千家茶道をお稽古していたという私の長年の飲み友達が、
「わたしの一碗」の話をしたら大いに興味を示してくれ、実は
会社のかたにお呈茶さしあげたいとチャンスを狙っていたと言うのです。
せっかくのこの運動、友達にもぜひ広めたい!と考えて、ちゃっかり
私に代わって「わたいち」していただきました。
彼女にとっても、素敵なひととき、よい体験となったようです。
以下は、彼女から届いたメールの文章です。とても素直な感想で、
こちらも嬉しくなりました。
そのまま掲載いたします。


 『毎年忘年会宴席で常務の妹さんがお茶を習っていらっしゃって、大阪万博の時にお亭茶を出されたことがあるという話を伺い、私も昔習っていたので、今度本社でお茶を点てますとお約束しながらも、機会もなく毎年忘年会のたびにそのような話をしていました。
 この度役員を退任されることになり、出勤日数もわずかとなってしまったので、今までお世話になった御礼を込めてお約束を実現させようと思い、常務と同じ部署の女性2人を誘って、会社の商談室でのプチお茶会となりました。
 3人ともお茶を習ったことはないこともあり、お茶菓子には食べやすい表参道桃林堂の小鯛焼きを用意しました。いざお茶会をしようと思い立って、「では、お菓子は何を用意しようかな?」とか「お懐紙は京都ぴょんぴょん堂で買ったうさぎ柄がかわいいかな」とか、色々と考えるのは亭主の楽しさなのかもしれないなぁと初めて思えました。
 智ちゃんからの背中の一押しと足りないお道具を貸してくれたことで実現できました。本当にありがとう。
 私自身はお稽古を辞めて10年以上が経過してたけど、昼休み会議室にこもってお茶の準備と予行練習のお茶を点ててみると、忘れてることも多いけど、意外と体が勝手に動くもので、数年ではあるけれどお稽古を継続していてよかったと思いました。
 智ちゃんからいただいたパンフレットもお渡しすると、皆さんお茶のいただき方を熱心に読んでいました。これも用意してくれて本当にありがとう。
 3人がお茶を習ったことないこともあるので、お点前自体は間違いだらけだったかもしれないけど、お茶のいただき方とかお茶会には洋服では行かれないの?とか疑問について質問してくれたり、いろんな会話をしながら、皆二服ずつ薄茶を楽しんでくれました。』