社団法人 茶道裏千家淡交会青年部第15回全国大会 プレ行事開催報告 | |
報告者 | 浜松支部 曳馬野青年部 加藤道子 |
開催日時 | 平成22年3月7日(日) |
会場 | 中学校の教室 |
お茶の数 | 44碗 |
次男が通っている中学のバスケット部で、三年生を送る会がありました。 毎日楽しく、厳しく、励ましあいながら練習をしてきた30名の部員と、いつもお世話になっている顧問の先生と、今まで一緒に応援してきたお母さん方に、お茶を飲んでいただきました。 バスケの試合の後に抹茶!! 全くのサプライズな出来事に、子どもたちは歓声を上げて喜んでくれて、私もとても嬉しくなりました。 ところが、一人の一年生が両手で茶碗を持ったまま、じーっとお茶を見つめています。 お抹茶が苦手なのかなと思い、「無理に飲まなくてもいいのよ」と声を掛けると、その子は「いえ、そうじゃないんです。勿体無くて、飲んでしまうのが勿体無くて、飲めないんです。」 いつもお茶を頂く度に感謝の動作は致しますが、これほどの思いでお茶を頂いたことは、私は無かったのではないかと、強く心を揺さぶられました。 ・・・・・大切な事を思い出させてくれて、ありがとう。またお茶点てに行くからね! そして巣立っていった5人の卒業生、それぞれの夢に向かって、これからも頑張れ!! | |
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