社団法人 茶道裏千家淡交会青年部第15回全国大会
プレ行事開催報告
報告者 東京第六東支部 世田谷白雲青年部
岩上富士江
開催日時 平成22年3月3日(水)
会場 職場
お茶の数 25碗
一碗を点てて、感謝をしたいと思いながら、なかなかできずにいた
職場でのわたいち…。
ひな祭りにかこつけて、ようやく実現しました。

とは言え、じつは前日までなかなか言い出せず…(^^;
どなたかが、わた1Bの書き込みに書いていらっしゃいましたが、
お茶仲間なら気軽に勧められるのに、お茶をなさっていない方が
相手だと、ちょっぴり気後れしちゃったりして…。

でも、心配は無用でした。
昼休みに、自分が所属する営業部の部屋で、上司と同僚に。
5時過ぎには、会議室に小さな内裏雛と桃の花を飾り、
他の部に声をかけました。

ふだんはどうしても業務に関することが話題の中心ですが、
みんな残業の息抜きにやってきて、家族のことや趣味のこと、
学生時代の話など、問わず語りに話してくれました。
お茶には、心をゆるめる作用があるのでしょう…。

驚いたのは、社長と、直上の上司がそれぞれ、大学時代に
少しだけお茶を習ったことがある、という話をしてくれたこと。
照れながら話す姿は、ほほえましいものでした。

「ありがとうございました、またお願いします♪」という
若手の言葉に、人に何かをして差し上げることは、
そのまま自分の豊かさになって戻ってくることを実感した
ひとときでした。

後日談ですが。
翌週の月曜日、上司が「週末に百円ショップに行ったら、
茶筅を売っててさ、買っちゃったよ〜」と…。
なんだか、嬉しくなってしまいました。