社団法人 茶道裏千家淡交会青年部第15回全国大会
プレ行事開催報告
報告者 三重南支部 いすず青年部
松井絢子
開催日時 平成21年11月9日(月)
会場 独立試験・認証機関及び宮後
お茶の数 11碗
 休み明けの月曜日。しゃっきとしたいと、一碗を所望してくださった方が見えました。
 お昼休み、何度か一碗を楽しんで頂いている、TNさんから、「私、松井さんに触発されて、日本のことってことで、着付け習い始めるんです」と、お話下さいました。お子様の七五三のために、お子様やご自身がお着物を召されることを目標にされるそうです。
 私は、他人を動かそうとか、他人にも自分にも無理してということは、全く考えずに、一碗を点てて、周りの人々に飲んで頂いてます。
 数値目標もございません。只管に、一碗を人々に楽しんで頂きたい、と思うだけです。一碗を通じて、日頃の感謝が伝わればと思い、茶筅を振ります。
 さて、残業中。ちょっとぴりぴりした雰囲気で、私も煮詰まってきたので、周囲にいた3人の方に、一碗如何?と、声をかけると、今まで、黙ってパソコンに向かって、眉根にしわを寄せていた方々の表情が、ぱっと明るくなって、口々に、ぜひ!嬉しいわ〜、とおっしゃって下さいました。
 いつも斬新なコメントを寄せて下さる、チームリーダーのコメントは、「今日の一碗は、キレがあるなっ」でした。