社団法人 茶道裏千家淡交会青年部第15回全国大会
プレ行事開催報告
報告者 三重南支部 いすず青年部
松井絢子
開催日時 平成21年11月3日(火)
会場 伊勢市宮後
お茶の数 2碗
 今日は文化の日、ということで、日本文化に触れるべく、徳川茶会に行って参りました。
 大名道具、というのでしょうか、非常に重厚で、それでいて華やぎがあり、その迫力に圧倒されるばかりでした。
 楽しみにしていたのが、「蘭奢待」です。たき終えた後の、すがり、でも拝見できることを嬉しく思っておりましたら、10pはあるそうな塊で、感激しました。
 また、一つの香木が、四つの銘を持つ「一木四銘(初音、白菊、柴舟、蘭-ふじばかま-)」も、収蔵室で拝見できました。
 お茶道具も香木も、古人の、日本の文化を大切にする心がないと、今に伝わらなかったはずです。今を生きる私たちが、同じように後世に文化を伝えてゆけるよう、研鑽を積まないと、と改めて思いました。
 さて、帰宅後、徳川茶会の記念品「美濃天目」で、早速一碗です。
花は、乙女椿。自宅の庭の椿の中では、一番遅く咲き始める椿ですが、なぜか一輪、先週日曜の、青年部のお茶会に合わせたように蕾を膨らましてくれていました。
 残念ながら落選(?)して、御席には登場せず、お茶会から持ち帰りましたら、昨日咲きました。
 あまりに愛おしく、一碗の席に出しましたら、祖母も驚いておりました。