社団法人 茶道裏千家淡交会青年部第15回全国大会
プレ行事開催報告
報告者 大阪四支部 青年部連合会
畑中 成子
開催日時 平成21年10月14日(水)
会場 茶道教養講座
お茶の数 4碗
 昭和39年11月、御家元の指導方針「道・学・実」の実践として、茶道の正しい認識と本質を理解する為に茶道教養講座を開講するようにとの大宗匠のお声掛けにより、大阪支部青年部の先輩方が故永島福太郎先生にご相談のうえ昭和40年3月第1回教養講座が開催されました。

 先輩達の熱い思いと伝統を引き継いでいこうと、大阪四支部青年部連合会では、青年部の四支部分割後も「大阪はひとつ」の認識を礎に連合会会長のもと各青年部の出向者で年9回ほどのペースで平日の夜(2時間程)にさまざまな分野の先生をお招きして、教養講座を開催しております。

 教養講座会員は、現在 大阪四支部の親先生方や一般の方・青年部会員で約250名いらっしゃいます。他支部の方でも参加できますし、臨時聴講も可能です。

 お蔭さまで、この10月14日で419回となりました。大阪四支部の誇りであります。この回の講師の先生は、今日庵)町田宗芳業躰先生、演題は「取り合わせについて」でした。

 この教養講座では、講師の先生に講座の前後にお茶とお菓子をお出ししております。今回も担当の出向者が心をこめて点て、お出し致しました。

 来月は、園田学園女子大学教授 福嶋昭治先生の「古典を読む 源氏物語の世界X」であります。

 毎回とても勉強になり去年から始まった茶道文化検定の勉強の一助ともなります。企画・準備は大変ですが、先輩方が守ってこられたこのよき伝統を私達も守り、後輩に引き継いでいきたいと思っております。
目指すは500回!!