社団法人 茶道裏千家淡交会青年部第15回全国大会 プレ行事開催報告 | |
報告者 | 東京第六東支部 世田谷白雲青年部 鈴木ひかり |
開催日時 | 平成21年10月12日(日) |
会場 | 自宅テラス&リビング |
お茶の数 | 10碗 |
◆突茶in光の国◆ お茶そのものもライフワークですが、プライベートでは特に「野点」と「突茶(突然茶会)」を大事にしています。 自然と一体になれる=野点。 思い立った時がお茶のしどき=突茶。 3連休最後の日。 たまった家の片付けもしたい。 人にも逢いたい。 お休みも最後となると自分自身の憩いも欲しい…。(すぐに自分を癒しちゃうタイプなんですね) そんな気分は「突茶」日和!と思い立ったのは当日の明け方でした。 すぐに自分のブログに「突然ですが、今日、自宅でお茶会をしますのでいらしてください」と呼びかけの記事を載せ、お日様がしっかり昇ってから、幾人かにはメールもしました。 誰が現れるかわからない!? 亭主(私)にとってのサプライズ茶会です。 もしかしたら誰も来ないかもしれない。(寂寥) というか、もしかしたら誰かは来てくれるかもしれない。(希望) 万が一はどっちか解りませんが、ひたすら準備する時間のワクワク★ドキドキ。 秋空の下のテラスで、台風の名残りの落ち葉を掃き、家にあるだけの椅子を並べ、「新しい世界への入り口」という題の絵を掛けて、世界中から連れて帰った旅土産の木彫り動物を並べ、「方舟」ミニ・ワールドを作ったら、あとは「人間」の乗客を待ちながら、音楽と日向ぼっこで、目を閉じて「一人の時間」を楽しみました。 「期待」して「待つ」って、こんなにヴィヴィッドな時間だったのか!と気づきました。 それはスリリングで、でもニュートラルな、不思議な時……。満たされている感じ。 やがて携帯がブルブルして、一人、また一人と「乗船予約」が入ります。墓参帰りの母と弟も来てくれました。 夕方からは、我が意を汲んでくれたのか、前触れなく、いきなり玄関のチャイムを鳴らしてくれる「茶目人」も。近所から、また遠方から、あるいは仕事帰りや、中には和装で驚かせてくれる友人もっ!! 「サプライズにはサプライズを!」 そんな友人の応酬が心憎いです。 日付が変るまでに、総勢9名のお客様+私、となりました。たくさんの初対面があり、新しい和が生まれました。 一碗、一碗、誰にも譲らず全て私めが丁寧に点てさせていただきました。 そして、お返しの一服をいただきました。(沁みる〜) 気づけばテラスはとっくに漆黒に飲み込まれていました。あれほど「お茶会」だって言ったのに、やっぱりリビングでは大吟醸が空き瓶になっていました…。 お茶がある人生では、一人の時も楽しい♪ でも一人じゃないのって、モノスゴク楽しい!! 「世界」と「未来」に届けよう、「お茶」を!(^^)ノ” | |
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