皆で相談し、「お茶席だけで交流って限界があるね。」「案内を出すだけでは趣旨が伝わらないよね。」「よし、学生さんの活動の現場ヘ行ってみよう。」夏休み前でありましたが、できるだけ訪問させていただきました。中にはラッキーな事に『七夕茶会』なる企画をされていて浴衣姿の学生さんにおもてなし頂けたり、工業高校では男の子が多いのですが指導されている先生の人間的魅力に引かれて集まっておるようで、人生指導もされているのには魅力を感じました。また、幼稚園では無邪気に楽しむ子供の姿が新鮮でもありました。直接足を運ぶことにより多くを知る事が出来ましたし、これまでの距離感を縮める事が出来たと思います。
そして、もう一つ『山梨らしさの発信』であります。開催場所に富士山頂も候補に上がりました。ワインへの人気も高まっている昨今、山梨自慢のワイナリーでの開催を予定しました。「せっかくならワインセラーでやりたいね。」なんて話があり現場へ下見に行きました。「ワインの香りも好きな方には問題ないかもしれませんが、お席で30分もお座りいただくと無理があるかもしれないね。」「お茶の香りよりワインの方が勝ってしまうのは如何かね。」との問題もありましたが、サドヤ醸造場(http://www.sadoya.co.jp/)の今井専務さんのアイデアと社員さんの献身的な協力の下何とか開催させていただけました。裏話ですが開催当日地下のワインセラーへ足を進めるといたる所に消臭剤が置いてあるではないですか。今井さん曰く「消臭剤を買い占めてきました。」頭が下がりました。そして、もう一つ準備していましたら、「何かお手伝いする事はありませんか?」甲府工業の学生がお客さんとしてでなく頼みもしていないのに4名も来てくれました。喜んでお運びをお願いしました。
お道具は殆どが見立て持ちよりでありました。蓋置はワインのコルクを針金でまとめて間にビー玉を入れて涼しげに、香合は山梨グッドデザイン賞受賞作品のワインオープナー、花入は旧式の陶器製のワインボトルを使わせていただきました。また、お点前さんの後方にはワインの樽が沢山並んでいて、地上は35度以上の山梨でしたが地下にあるワインセラーは冷房無しで涼しくいることが出来ました。 |