今回私たちが会場に選んだ場所は、国の有形文化財に指定されている、大谷石造りの宇都宮カトリック松が峰教会でした。市の中心地にありながらも荘厳さを保ち、二つの尖塔を有するその美しいたたずまいは誰の心をも魅了するものがあります。全国大会のテーマである「祈り」にこれほど相応しい場所はないと、神父様にお許しをいただき茶席を設えることができました。
茶会を始めるにあたり、最初の一碗をマリア様に捧げ、参加した青年部会員全員で全国大会とリレー茶会の成功を祈念しました。待合はパイプオルガンの響くお御堂。その静謐な空間は茶室とは違った緊張感があり、席入れを待つ間、お客様には静かなひとときをお過ごしいただけたようです。茶会には幹事長先生をはじめ諸先生方や同門の方々など予想を上回るお客様においでいただき、ありがたく思っております。また、催し等でジョイント茶会をしている栃木県立宇都宮女子高等学校の茶道部員のみなさんや、教会に併設された幼稚園の子どもたち、出張出前講座の小学生や養護学校の生徒さんが、80名近くも参加してくださいました。宇都宮青年部は子どもたちを意識した活動を心がけていますが、今回も子どもや初めてお茶に触れる方に、お茶をより身近に感じていただこうと体験コーナーを設け、感想を書いてもらいました。これを機会に地域とのかかわりをより深くしていきたいと思っています。 |