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社団法人 茶道裏千家淡交会 | ![]() |
青年部第14回全国大会 |
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全国の青年部部長、来期部長予定者、ブロック代表者約520人が出席して開催されました。「第14回全国大会」に関して、大会アピールの採択をはじめ各部会報告が行われた後、青年部活動について様々な活動事例の報告がありました。 はじめに坐忘斎千 宗室家元より次のような挨拶がありました。 「全国大会もその回を重ねるごとに多くの先達が次の世代に引き渡してきたものの歴史を感じます。私達は、先達から引き継いだものを自分のものとして、また次に引き継いでいかねばなりません。全国大会を全国の青年部会員とのふれあいの第一歩として、楽しさを持ち帰っていただきたいと思います。 21世紀に平和で豊かな心の安らぎを得るために茶の湯に触れることは大きな意味があります。青年部活動は、全国的に大変厳しい状況ではありますが、全国に一粒づつ種を蒔き、皆様と総本部が共に成長を見守っていきたいと思います。青年部OBの方々も、現役会員もお互い負担にならないよう上手に住み分けした活動をお願いしたい。全国大会の2日間を大いに楽しみたいと思います。」 家元の挨拶で出席者一堂、全国大会への意識がより高揚したようでした。 |
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大宗匠挨拶 | 家元挨拶 |
出席された千 玄室大宗匠は、海外青年奉仕隊など意欲的な活動に対して大変良い経験をしたと、その活動内容を評価されました。 また、会員間でも良い縦・横のつながりを持って、心を広く、穏やかに、そして一碗をもってこの世が明るくなるように、自分自身で未来を築き上げてください。常に前向きの姿勢で一歩一歩前進してくださいと青年部会員に対し激励の言葉がありました。 |
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青年茶人520名が出席 |
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樫畑全国委員会委員長 | 辻全国代表者会議議長 |
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総務・式典・表彰会部会 椿邦司部会長 |
広報・リレー茶会部会 太田達部会長 |
チャリティー部会 伊賀淳貴部会長 |
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記念フェスティバル部会 宮本英光部会長 |
記念茶会・呈茶席部会 古川清一部会長 |
那須延明淡交会理事により、青年部育成委員会に対する取り組みについて話があり、青年部育成委員会にたいするしっかりとしたバックアップ体制を整え、会員増強に対する意識を高めてもらう等の話があった後、全国各ブロック・青年部の活動事例発表がありました。 |
青年部活動報告 「青年部魅力再発見」運動 |
− 高めよう、拡げよう、一人が一人を − |
1 親支部との連携について 筑豊支部筑豊青年部 |
(発表内容) 青年部会員に親支部行事への積極的な参加を呼びかけ青年部育成委員会と合同茶会をするなど支部内の青年部を活性化するため努力している。 |
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筑豊青年部 石戸美加部長 |
2 子どもたちへのアプローチ事業について 東京第二西支部 音無青年部 |
(発表内容) 伝統文化子ども教室へのアプローチ ア、地域行政機関との連携(教育委員会との協力) イ、親支部・学校茶道と連携し、魅力あるカリキュラムを作成する。 ウ、青年部会員の参加意識の高揚を図るため、全員で茶道教室事業の情報を共有する。 |
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音無青年部 田中宗津部長 |
3 学校茶道との連携について 関東第三ブロック |
(発表内容) ア、「青年部魅力再発見」運動とは ・・・・今までの活動に変化を加えること イ、学校茶道指導者と連携し、日頃からの交流を大切にする。 ウ、青年部の活動を知ってもらうことにより会員増加を期待する。 |
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関東第三ブロック 梶川宗尚幹事長 |
4 裏千家海外青年奉仕隊について |
A、 国際交流 IN シンガポール(2006年7月8日〜11日)・・・・・・近畿第一ブロック |
(発表内容) 「一碗から平和を」を実践すべく、シンガポールの日本人会館とホテルを中心として現地の学生、日本人会の方々等にお茶を差し上げ交流を図り、参加者は国際的な視野を持つことができた。 |
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近畿第一ブロック 栗栖正博ブロック長 |
B、 ジャパンフェスティバル 2006 IN ベトナム(2006年8月19日〜23日)・・・・・・福岡支部青年部連絡会 |
(発表内容) 茶道をベトナム市民の方々に紹介し、日本とベトナムの友好に貢献できた。 |
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鴻臚青年部 武石政太郎副部長 |
C、 ニューヨーク・ロサンゼルス海外奉仕隊(2006年9月9日〜18日)・・・・・・北陸信越ブロック |
(発表内容) 「一碗からピースフルネスを」の理念の下、裏千家茶道をもって平和の大切さをアピールし、又お茶を通してニューヨーク・ロサンゼルスの方々と触れ合うことにより茶道の素晴らしさを再認識した。 |
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北陸信越ブロック 大樋年雄ブロック長 |