社団法人 茶道裏千家淡交会 青年部 第13回全国大会

 坐忘斎宗匠 第16代御家元継承記念

優秀青年部 受賞の声

 全国大会表彰会にて

東京第七西支部杉並響青年部
部長 溝渕木綿子

  新青年部発足からちょうど10年、初年度から表彰の際には毎回エントリーさせていただいております。申請の際、3年間を1つの単位として、活動をファイルにまとめますが、その作業を通して、自分たちが3年間やってきたことを、改めて確認する機会となっております。

  毎回資料を作りますが、満足して出せたことは1度もありません。出す時になって、ああすればよかった、こうすればよかったという思いで一杯になります。しかしそのことで、次の3年間の新しい目標を見つけることができます。反省すると同時に、新たに目標ができる喜びが、知らず知らずのうちに会員に広がり、エントリーにつながっているようです。

  申請書類を作るのは、部長になって1年目の5月ですので、僅か5ヵ月の部長経験しかありません。今回は青年部設立10周年という1つの区切りですので、歴代の部長がしてきたことを取りまとめるという気持ちで申請させていただきました。私たちに特別何かに傑出したものがあるとは思っておりません。一人一人が自分の活動に責任を持つこと、全員が部長のつもりで主体性を持つこと、皆が楽しむためにはまず自分から楽しむこと、以上が皆の心に染み付いていたのではないかと思います。拙い資料申請の中からその点を汲み取っていただき、受賞につながったのではないかと思います。

  先程も「目標の賞を受賞されて、これからはどうされますか」という質問を受けましたが、決してこれが終わりではなくて、これまでの活動の方向性は間違っていなかったというパスポートをいただいた気持ちでおります。

  現在78名の会員がおりますが、また、原点に戻りまして、皆で仲良く、楽しんで、青年部に入ってよかったと全員が思えるように活動してゆきたいと思います。

  今回、他の青年部の申請された書類を拝見して私どもも学ぶべき点が多くございました。今後の活動の参考にし、がんばっていきたいと思います。


副部長 水野慶子

  この度は賞をいただきまして有難うございました。今までの活動が間違っていなかったということを一つの自信として、これからも青年部活動をして参りたいと思います。