【新潟県・豪農の館めぐり】
昭和初期、千町歩地主とよばれた大地主は全国で9軒。そのうちの5軒もが
新潟県内にありました。長い歳月と厳しい風雪を乗り越え建つ豪農の館は、米作りや回船などで大いに栄えた越後の歴史と地方文化を今に伝えます。
伊藤邸(北方文化博物館)[横越町]すべて三角に設計された三楽亭などの茶室があります。
渡辺邸[関川村]NHKドラマ『蔵』のロケ地としても有名です。国の重要文化財。
目黒邸[守門村]中世以来の豪族で、茅葺の邸宅は寄棟造りで、国の重要文化財。
笹川邸[味方村]周囲に堀と土手をめぐらせた3000坪の敷地。国の重要文化財。
長谷川邸[越路町]県内最古の豪農の館。邸宅に釘が使われてない。国の重要文化財。
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【新潟県・長岡の花火】
長岡大花火は信濃川のもとで育まれました。代表的な三尺玉やナイアガラ瀑布は圧巻で、来場者は70万人と云われ年々増加しています。二日間合計二万発の花火は質、量、お客様への熱意合わせて長岡の花火こそ日本一!

三尺玉とナイアガラ
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【長野県・概要】
長野県というより信州のほうがさわやかなイメージでしょうか。県歌「信濃の国」に歌われる様に周囲を山に囲まれ、春には燃え出ずる新緑。夏には深い緑・高原の涼風。秋には錦彩なす紅葉。そして深い雪に閉ざされる冬。四季の移ろいが近くに感じられます。
善光寺や松本城といった国宝があり、ゆったり体を休める温泉など沢山あります。
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【富山県・概要】
富山県は蝶が羽根を広げたような形をした富山県。半径50kmの円の中にほとんどが入ってしまうようなコンパクトな県土に、標高3000m級の山々が連なる立山連峰、日本一の落差を誇る称名滝、ホタルイカが獲れ、蜃気楼が現れる神秘の海富山湾など、ダイナミックな大自然が広がっています。
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【石川県・宗家ゆかりの地】
石川県には仙叟宗室が加賀藩の茶堂として四半世紀に渡り滞在したことから、仙叟宗室ゆかりの地が各地にあります。金沢市の月心寺には仙叟宗室の墓所があり、小松市の芦城公園内には鵬雲斎大宗匠が仙叟宗室三百年遠忌を記念して寄贈された仙叟屋敷ならびに玄庵があります。これらを含む県内各地の茶室・寺社等においてたくさんの月釜が催されています。
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【石川県・伝統工芸】
石川県には多彩な伝統工芸が息づいています。京都より仙叟宗室に同道した陶工・大樋長左衛門や、焼飯釜で知られる宮崎寒雉をはじめ、漆芸、陶芸、金工、染織など様々な業種に優れた人材を輩出し続けていることは、総合芸術である茶道が深く根付いている土地柄と無縁ではないでしょう。
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【福井県・概要】
越山若水(えつざんじゃくすい)。福井県をあらわす言葉です。越前と若狭は風光明媚な土地柄で、東尋坊などすばらしい自然が残されています。越前がに、甘えび、若狭かれい、越前おろしそばなど食べ物がおいしい
ところでもあります。
伝統工芸は越前焼、越前和紙、越前漆器が千年以上の歴史をもち、
越前竹人形、若狭メノウなどの工芸もあります。
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【福井県・永平寺】
曹洞宗大本山 永平寺は福井の代名詞となっており、昨年道元禅師の750回大遠忌が盛大におこなわれました。正門の石碑「杓底一残水 汲流千憶人」(しゃくていのいちざんすい、ながれをくむせんおくのひと)は禅の精神を今に伝えています。厳しい修行の道場であるとともに、茶道と深いつながりがあり、その精神は私達の心に深く根付いています。
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【美術館】 |
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《財団法人木村茶道美術館》 新潟県柏崎市
柏崎市当局の協力によって名園、松雲山荘内に昭和59年に開館しました。国宝級の展示品である茶道具で実際に茶会をし、その道具でお茶が頂ける全国でも珍しい茶道専門の美術館です。寒香庵木村重義翁の意志により生涯をかけて集めた貴重な文化遺産を茶道発展の為に一般に展観しています。
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《財団法人サンリツ服部美術館》 長野県諏訪市
諏訪湖畔沿いに平成7年6月に建てられ、国宝・重要文化財・重要美術品29点を含む600点あまりの茶道具、古書画などを収蔵・展示しています。茶道具を中心とする工芸には、本阿弥光悦が嫁に行く娘に与えたと伝えられる「白楽茶碗」(銘不二山、国宝)、古九谷大絵皿(こくたにおおえざら)の数々、また優美な蒔絵などが含まれています。
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《富山市佐藤記念美術館》
富山市
富山市佐藤記念美術館は昭和32年、地元企業の会長が中心になって会社創立100周年を記念して設立された美術館です。館蔵品は茶道の道具を主に日本、中国、ペルシャ、東南アジアなどの古陶磁、日本の近世絵画、墨蹟など多岐にわたり、江戸時代の茶室「柳亭」や、借茶室「助庵」もあります。年に2回ほど特別展を開催します。
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《福井県立美術館》
福井市
福井県の地域性にねざし、福井県ゆかりの美術品を中心に積極的な活動を行う美術館です。収蔵・展示品は、葛飾北斎「杣人春秋山水図」、菱田春草「落葉」、横山大観「老君出関」などのほか、ルオーやレンブランド、ミロといった外国の作家の版画、さらに福井出身の美術貿易家で金工作家でもある岡島辰五郎が収集した金工品なども展示されています。
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《石川県の美術館》
ここに紹介しきれないくらいの美術館があります。一度調べてみてあなた好みの美術館をみつけてください。大樋美術館もおすすめです。(BY担当者) |
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