淡交会青年部 第4回サマーコンファレンス
第1回実行委員会


  7月23日(土)、第4回サマーコンファレンスの第1回実行委員会を東京ドームホテルにおいて開催しました。淡交会理事の伊住公一朗氏、伊住禮次朗氏はじめ、実行委員を務める全国委員・全国委員補57名が出席し、サマーコンファレンスのプログラムについて協議を行いました。
  サマーコンファレンスは、青年部の次世代リーダーの育成を目的とする事業で、千 宗室家元(当時、若宗匠)のご発意により、平成14年に第1回が開催されました。
  冒頭、伊住理事より、「全国大会は『祭典』であり、このサマーコンファレンスは『研修』として位置づけられています。実行委員の皆様が知恵を出し合い、作り上げていく部分がたくさんありますので、力を結集していただき、研修と、研修を通じた友情を育む良い機会となるよう期待しています」と、激励の挨拶がありました。続いて、高祖千奈美実行委員長、米澤昭博副実行委員長が挨拶で、4年に1度のサマーコンファレンスが意義深く開催できるよう力を尽したいと決意を表明しました。


伊住公一朗理事


高祖実行委員長挨拶米澤副実行委員長挨拶


  その後、野口耕一組織部部長から「青年部の新体制」についての報告と説明。「第4回サマーコンファレンス」の概要説明の後、8グループに分かれ、テーマやプログラムについての協議を行いました。


 【グループ協議】




  【全体協議】
  全体協議では、各グループから協議内容の発表があり、重ねて意見交換がなされました。これらの意見や協議内容を踏まえ、サマーコンファレンスの計画案が作成されます。




  【震災報告】
  サマーコンファレンスについての全体協議終了後、吉田紅子総括幹事(東北ブロック)よりブロック内青年部会員の安否確認について最終報告がありました。また、行松宏展 全国委員(北陸信越ブロック長)より被災地訪問の報告がなされました。


吉田総括幹事行松全国委員


  【懇親夕食会】
  会議終了後の懇親夕食会には、家元夫妻、千 万紀子さん、伊住弘美様、公一朗氏、禮次朗氏、大谷宗裕氏が出席。家元は挨拶の中で、故・伊住宗晃宗匠とともに構想を練られた第1回サマーコンファレンスの思い出に触れられるとともに、4回目となるサマーコンファレンスに期待を寄せられました。
  高祖 委員長の挨拶に続いて、望月 寛 東北ブロック長が東日本大震災後の各種支援への御礼を述べた後、米澤 議長の発声で乾杯。和やかに懇親を深めました。