宗家・総本部行事だよりへ

青年部全国委員会
青年部第52回全国代表者会議・第43回ブロック代表者会議


  12月7日(土)・8日(日)の両日、グランドプリンスホテル京都において、千 宗室家元、千 敬史様、千 万紀子様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様、大谷宗裕様、納屋宗人様の出席のもと、青年部全国委員会並びに青年部第52回全国代表者会議・第43回ブロック代表者会議を開催しました。

◇全国委員会
  7日、午前10時から、第24期全国委員・全国委員補が出席して開催。
  家元は冒頭の挨拶のなかで「淡交会の一般社団法人への移行後、任意団体という自由な立場となった青年部の皆様には、青年部の原点に返り、視野を広く持ち、準備と後始末を怠らない心構えをもって何事にも取り組んでください。また学生と年齢の近い青年部が、支部の先生方と学生との風通しのよいパイプ役になっていただきたい」と青年部に対する期待を述べられました。

家元挨拶

  続いて冨岡洋一全国委員会委員長と中田 学全国代表者会議議長が挨拶。期の折り返し点として明年への良きスタートとなる2日間を過ごしたいと抱負が語られました。

冨岡委員長 中田議長

  その後、宗家・総本部報告、全国委員会報告、平成25年度青年部会員数と登録状況についての報告、青年部の表彰と青年部ナショナルコンファレンス2014についての説明が行われました。

◇全国代表者会議
  午後2時より、全国委員・全国委員補のほか、全国の青年部部長ら計251名が出席して青年部全国代表者会議が開催されました。

  挨拶に立たれた家元は「文化はサプリメントです。すぐに効果は出ないが、続けていれば何かが変わっていきます。青年部の皆様が地域社会において様々な形で一服を差し上げる、そうした活動こそが日本の未来を変えていく原動力になるのだと思います。青年茶人の第一線での活躍を心から願っています」と出席者を激励されました。

  会議では、まずこの1年間、宗家・総本部に出向し研修を行ってきた第26期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修の修了式が行われました。

L・T出向員研修修了式 和家利代 代表幹事による謝辞

  続いて、木戸崇夫常任理事より宗家・総本部報告、田中美奈子総括幹事より全国委員会報告、橋本一郎総本部事務局長より平成25年度青年部会員数と26年度登録状況についての説明が行われました。

木戸常任理事 橋本総本部事務局長

田中総括幹事

  また、11月の全国役員懇話会にて「親子仕え合い賞」を受賞した9青年部を代表して2青年部から報告があり、続いて関根秀治淡交会副理事長が親子の仕え合いと青年茶人の在りようについて話をされました。その後、松尾拓二組織部主任が青年部表彰について、野口耕一組織部部長が青年部ナショナルコンファレンス2014について説明し、1日目の会議を終えました。

庄内青年部 延味義勝君 大阪南青年部 津和邦明君

関根副理事長

  夕刻には千 宗室家元、千 敬史様、千 万紀子様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様、大谷宗裕様、納屋宗人様ご出席のもと懇親夕食会が開かれ、参加者は宗家を囲んで和やかに交流を深めました。

パスト全国委員 宮本宗英氏による乾杯

  2日目はまず、6青年部による青年部の活動と運営に関する事例発表が行われました。

◇ 東京第六東青年部「他団体との連携について」
      発表者:村田博信君

◇ 東京第八北青年部「会員拡大及び継続への取り組み」
      発表者:白石明日香君

◇ 熱海青年部「活動の工夫について」
      発表者:杉村陽子君

◇ 川崎青年部「活動の工夫について-キッズかわさきマナー教室の実施-」
      発表者:小市真由美君

◇ 高岡青年部「活動の工夫について-新体制でのコミュニケーションの仕方-」
      発表者:寺島正浩君

◇ 神戸第一青年部「活動の工夫について-六甲山茶会の実施-」
      発表者:高橋進吾君

  続いて「親から青年部への期待」をテーマにパネルディスカッションを行いました。いずれもパスト全国委員の波佐間宗清氏、宮本宗英氏、平栗宗貞氏をパネリストとしてお迎えし、冨岡洋一全国委員会委員長がコーディネーターをつとめました。

≪パネリスト≫波佐間宗清淡交会参事、西中国地区委員長、


下関支部副幹事長、下関市教育委員会教育長

宮本宗英鎌倉支部副支部長

平栗宗貞岩手支部幹事長
≪コーディネーター≫冨岡洋一第24期全国委員会委員長


  部長からは悩みや質問も寄せられ、青年部の運営と活動に気づきと勇気を得る機会となりました。


  次に、パスト全国委員の辻 宗治氏(岐阜支部副幹事長)による講演「青年部の活動について」が行われました。全国代表者会議議長をはじめとする青年部の様々な役職を経験された先輩の示唆に富んだエピソードに、参加者は熱心に耳を傾けました。


  最後に、冨岡委員長の謝辞、そして関根副理事長が主催者を代表して閉会の挨拶を行い、全てのプログラムを終了しました。

冨岡委員長挨拶

関根副理事長 閉会挨拶