宗家・総本部行事だよりへ
淡交会青年部ナショナルコンファレンス2016 inいわき
第2回実行委員会




  平成28年3月5日(土)・6日(日)、福島県いわき市のいわきワシントンホテル椿山荘において「淡交会青年部ナショナルコンファレンス2016 inいわき」の第2回実行委員会を開催。千 宗室家元、千 敬史様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様、大谷宗裕様の出席のもと、実行委員をつとめる全国委員・全国委員補54名が6月17日(金)〜19日(日)に開催予定のナショナルコンファレンス2016 inいわきのプログラムについて協議を行いました。

  冒頭、家元より「今年は東日本大震災が発生してから5年という節目になります。日本各地では様々な自然災害が起こっていますが、今回のナショナルコンファレンスが過去の様々な災害に対し、もう一度思いを寄せられるようなきっかけとなることを願っています。この一歩が未来を変えるという気持ちをもって、本当の意味で人同士が関わり合える世の中をつくる契機となるような行事にしましょう」と挨拶がありました。




  その後、小川愛一郎実行委員長、行松宏展副実行委員長から、「茶道を通じて復興支援活動ができること大変嬉しく思います。次世代に繋がる行事となるよう、宗家、総本部と心を一つにして諸準備に取り組んで行きたい」と挨拶がありました。


小川実行委員長 行松副実行委員長


  続いて、長谷川義翁淡交会総本部事務局長兼組織部部長より、開催概要や参加登録について、第1回実行委員会以降に決定した事項を中心に説明がありました。

  次にいわき市平下平窪に場所を移し茶園植樹式を行いました。(協力:(株)福寿園 福井正興社長、NPO法人いわきオリーブプロジェクト)
  この茶園はナショナルコンファレンスをいわきで開催することを記念して開設するもので、式の冒頭、家元は「茶の湯を通じて何か出来ることはないかを考えた時、いつまでも心が集まる場所を作っておきたいという思いで茶園を作りました。多くの人たちに、ここで採れたお茶について知っていただくことで、風評被害の払拭に繋がっていってほしい」と語られました。




  その後、茶園管理を委託するNPO法人いわきオリーブプロジェクト理事の木田源泰氏からの挨拶に続き、宗家、協力団体代表による代表植樹が行われました。




  植樹式後は、実行委員が約1,000本の苗木を手分けして植樹作業を行いました。





  植樹作業終了後ホテルに戻り、懇親夕食会を行いました。6月の本番の試食を兼ねたメニューを味わいながら、宗家を囲んで和やかに懇親を深めました。




  2日目には部会協議を行い、その後の各部会からの報告と全体協議により、情報の共有とこれからの役割を確認しました。


第1部会 第2部会 第3部会

第4部会 第5部会 第6部会


  1日目の開会前には、第1回実行委員会に引き続き、いわき青年部による呈茶席が設けられました。