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みどりの絆プロジェクト「祈りの一碗運動」Vol.01


@東北ブロック [陸前高田]
    タイトル:祈りの一盌運動
    報告者:望月 寛(東北ブロック長)
<投稿番号:150>
3月11日(日)被災地の岩手県・陸前高田市にある華蔵寺で一周忌法要があり、全国委員会の皆様にもお手伝いを頂き、東北ブロックとして呈茶をして参りました。
今回は青年部全国委員会「みどりの絆プロジェクト」から支援を受け、お菓子とお茶を購入させていただきました。ご遺族の方々129名に一盌を差し上げることができました。
呈茶終了後、津波で壊れたままの旧市庁舎の前へ移動し、午後2時46分に海に向かって悲しいサイレンが鳴る中、参加者全員で大震災でお亡くなりになった方々に対して黙祷を捧げました。それぞれに色々な想いを持ち帰るとともに、これからの更なる支援を胸に誓いました。



A東北ブロック [八戸]
    タイトル:祈りの一盌運動
    報告者:在家綾子(青森支部・阿房宮青年部)
<投稿番号:149>
3月11日(日)、青森県八戸市、八戸グランドホテルにて、阿房宮青年部・OB・親先生方が参加者約500名に祈りの一盌運動を実施。
青森県東日本大震災追悼式・復興祈念式典が、青森県主催で被災地八戸市で実施されることを知り、急遽、県に打診し、無料呈茶の許可を頂きました。
青年部全国委員会「みどりの絆プロジェクト」を通じて、お茶とお菓子の支援をお願いしたところ、北海道から九州まで、ほとんどのブロックの方々からご協力いただきました。
大震災を忘れずに支援したいという全国の仲間たちの想いを、被災者の方々に伝えたいと、懐紙の間に「みどりの絆プロジェクト」の趣旨と支援していただいたブロック名を記入した紙を挟み、お菓子を差し上げました。その場で見て下さる方や、後で読むからと言って持って帰られる方もいらっしゃいました。
全国の皆様から、こんなにもたくさんのご支援を頂き、大変ありがたく感激しております。その想いが伝わるよう、心を込めて一盌を差し上げました。
「式典に来場された方々に、ひとときでもおいしくお茶を召し上がっていただき、そして全国の茶道を愛好する皆様が、哀悼の意と復興のために前進しようという想いを共有したい」という気持ちは確実に伝わったと感じました。



B東北ブロック [ふくしま]
    タイトル:祈りの一盌運動
    報告者:黒澤恵子・斎藤真由美(福島支部・ふくしま青年部)
<投稿番号:107>
3月10日(日)福島県相馬市磯部地区の慰霊祭において、約300人の方々に呈茶しました。
今回、相馬市磯部地区での慰霊祭に参加させていただきました。昨年の大震災から一年がたち、初めて津波被害の大きかった磯部地区に行きました。言葉では言い表せない情景に涙がでました。
朝からの吹雪で足元の悪い中、慰霊祭に来てくださった、ご遺族や関係者の方々にお呈茶いたしました。ほんの少しですが、同じ福島県人として、被害の大きかった方々に癒しの場にしていただければと、気持ちを込めて参加しました。
大変貴重な体験となりました。ありがとうございました。



C北海道ブロック [ブロック]
    タイトル:北海道ブロック23青年部の活動
    報告者:平川健一(北海道ブロック長)
<投稿番号:27>
【ともえ】 3・11デパートのイベントでのお茶席で一碗と募金
【うしお】 3・11お花の研修会での呈茶と募金
【 柏 】 当日は各々一碗運動
【しらかば】 当日は各々一碗運動
【ゆきはな】 当日は各々一碗運動
【 楡 】 9日の委員長会議後、正会員対象に一碗
【北嶺】 新会員歓迎茶会のなかで実施
【北斗】 当日は各々一碗運動
【ものの芽】【りら】【鈴華】 合同でお茶会。札幌第四支部の総会呈茶席に青年部参加
【きらら】 先生の総会でお茶席と募金
【すずかけ】 正会員のみでミニ茶会
【室蘭】 8日の総会の後に呈茶
【DATE】 11日総会で茶会
【はまなす】 3.11花ロードえにわ道の駅で呈茶と募金活動
【大雪】 11日チャリティー茶会
【十勝】 11日幕別町100年記念会館で一碗運動と募金活動
【きたみ】【みんと】 18日追善茶会
【オホーツク】 11日総会で茶会
【いちい】 追善茶会実施
【東耀】 11日追善茶会


D関東第一ブロック[連絡会]
    タイトル:祈りの一盌運動
    報告者:渡辺倫子(東京第八南支部・瑠璃青年部)
<投稿番号:98>
3月11日(日)東京都中野区、中野サンプラザ・ホールにて、関東第一地区の研究会(第二東・第七西・第八西・第八南支部主管)が開催され、地区各支部の先生方のご厚意と土本宗丘業躰先生にお許しを頂き、研究会の昼休みと研究会の後に、舞台上に設置された茶室(大炉)および舞台下(観客席前方40席)にて、「祈りの一盌運動」を開催させていただきました。
当日は呈茶スタッフとしてブロック有志52名も集まってくださり、730名余りの方に呈茶させて頂くことができました。お菓子は仙台の「みちのく煎餅」で、ここでもささやかな復興支援に努めました。また、会員の皆様の御志により、181,532円もの義捐金が集まりました。
呈茶を終え、片付けを終えた午後2時46分。ひとけの無いホールはスタッフ52名の静かな祈りの場となり、心を合わせて黙祷を捧げる事が叶いました。
東日本大震災から一年目の日に、犠牲者の御霊に祈りを捧げ、お茶を通じて復興の一助となるべく何か出来ることをしたい、との志を同じにする仲間が集まり、心ばかりの呈茶を行わせていただきました。このことは先生方の温かく寛大なご支援と青年部OB・OGの皆さんのお力添えなしでは実現しなかったことです。皆様に心より感謝申し上げます。
「祈りの一盌運動」に一歩前へ出る勇気を頂きました。この運動が各地で続くことを祈ります。


E関東第二ブロック[つくば]
    タイトル: 祈りの一盌運動
    報告者: 市村恵美(茨城支部・つくば青年部)
<投稿番号:111>
3月4日(日)茨城県つくば市、つくば市役所(2F防災会議室「避難者交流サロン」)にて、東日本大震災により避難生活を余儀なくされている福島県からの避難者の方に呈茶を致しました。
現在、つくば市には避難者約500名が市内公務員宿舎や民間アパートで生活されています。避難者の方々が交流を図り、行政・銀行・弁護士等への相談する場所として、つくば市主催で「避難者交流サロン」が開催されています。その一角をお借りし、避難者ならびに市職員の方々約90名に、1日遅れの雛祭りの趣向でお茶を差し上げました。
大震災で亡くなられた方のご冥福と被災地の一日も早い復興を祈り、時間の経過に伴う記憶の風化をさせずに、できることを継続していくことを改めて確認致しました。
1年もの長きにわたり、避難生活を余儀なくされ、いまだ先の見通しが立たない厳しい状況下にある福島からの避難者の方の心に寄り添い、ほんの一時でもお茶をおいしく召し上がっていただけたらとの思いで、参加者全員、心を一つにして行いました。
お茶を召し上がって「おいしい」と笑顔をみせてくれたおじいちゃん、「和菓子は一年ぶり、今日は来てよかった」と喜んでくださったおばあちゃん、相馬焼の窯元の方からは色々とお話を伺うことができ、暖かな心のやりとりを通じて、私たちが力をいただいたと思っております。青年部会員それぞれが呈茶の意義を感じ、奉仕の精神の一端を学び、また友情を深めることができました。
つくば市役所の協力なくしては出来なかったことであり、この機会を与えていただいたことに感謝し、今回限りで終わらせてはいけないと強く思いました。



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