宗家・総本部行事だよりへ

第32期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修 第6回研修


  令和元年11月29日(金)・30日(土)の両日、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー出向員研修の第6回研修を裏千家学園及びANAクラウンプラザホテル京都を会場に実施しました。
  今回の研修は全6回の研修の最後となる総括の研修です。

  1日目は、長谷川義翁淡交会常任理事兼総本部事務局長より「これからの青年部活動」と題し、講義が行われました。淡交会や青年部の歴史や現状の会員数等、リーダーとして心得ておくべき基本的な内容を質問形式で出向員に投げかけ、「青年部活動をリードしていくには何事も知っているということが大切です。常に知る努力を心掛けてください」と話がありました。




  続いて1年間の研修を振り返って3分間スピーチを行いました。「他の青年部の状況を知ることができ、自分の所属する青年部の活動にも活かしたい」、「研修に来る前以上に茶道に真摯に向き合う気持ちが生まれた」など1年間で変化のあったことや今後の抱負が述べられました。






  その後、松尾拓二淡交会総本部事務局次長兼組織部部長より総本部総評があり、1日目のプログラムを終えました。




  2日目は、ANAクラウンプラザホテル京都で開催の「第58回全国代表者会議・第49回ブロック代表者会議」の呈茶席を担当。
  今回は「つなぐ」をテーマに、改元を迎えた年にL・T出向員研修に参加できた偶然に感謝し、時代のつながり、人とのつながり、親子のつながりを大切にして今後も活動していきたいという思いを込めた設えで参加者をもてなしました。
  また、呈茶席入口のスペースには自主研修を含めた1年の研修の様子が展示されました。






  その後、全国代表者会議の席上で、1年間の研修を締め括る修了式が執り行われました。藤田曜子代表幹事(岡山青年部)が謝辞を述べ、千 宗室家元より励ましの言葉がかけられました。




  第32期L・T出向員26名のこれからの活躍を期待します。