宗家・総本部行事だよりへ

第31期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員
第6回研修


  平成30年11月30日(金)・12月1日(土)の両日、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー出向員研修の第6回研修が裏千家学園とANAクラウンプラザホテル京都で実施されました。
  L・T出向員研修は、全国の青年部会員の中から選抜されたメンバーが年間6回宗家・総本部に出向し、青年部の次代を担うリーダーとなるべく研修を行うもので、今回はその総括となる最終研修でした。




  1日目は、野口耕一今日庵事務局長の挨拶に続いて、橋本一郎裏千家学園事務長兼淡交会総本部主査が講義を担当。リーダーに求められる姿や今後の青年部活動の方向性を考える内容でした。




  続いて、1年間の研修を振り返って3分間スピーチを行いました。「自分に足りないもの探しの1年だった。これからも自分なりのリーダー像を模索したい」、「全国から集った仲間達とともに学ぶことで多くの刺激を受けた」、「研修で学んだ数字から論理的に考えるということをこれからの活動にも活かしていきたい」など、それぞれから周りへの感謝と今後の抱負が述べられました。






  最後に松尾拓二淡交会総本部事務局次長兼組織部部長より1年間の研修を通じた総評があり、プログラムは終了しました。




  2日目は、ANAクラウンプラザホテル京都にて行われた「第57回全国代表者会議・第48回ブロック代表者会議」の呈茶席を担当しました。
  今回の呈茶席は「風がおこり、芽吹く」をテーマとして取り組みました。雪とともに春を待って、これから花を開かせるために力を蓄えてきた、芽吹きの芽。出向員がこの先、それぞれの土地でそれぞれの花を咲かせるという決意を込めた設えがなされました。
  出向員自らが絵付けや作陶したお茶碗で参加者をもてなし、また、呈茶席入口のスペースには1年間の活動報告が展示され、1年間の充実した研修内容が報告されました。






  その後、全国代表者会議の席上で、一年間の研修を締め括る修了式が執り行われました。木下 藍代表幹事(神戸第二青年部)が謝辞を述べ、千 宗室家元より励ましの言葉がかけられました。




  第31期出向員28名のこれからの活躍を期待します。