宗家・総本部行事だよりへ

第31期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
開講式・第1回研修


  平成30年2月3日(土)・4日(日)、全国の青年部会員から選抜された29名が宗家に参集し、開講式と第1回研修を行いました。
  この研修は、宗家、総本部での年間6回のプログラムを通して、次代の青年部リーダーを育成することを目的に開催しているもので、これまでの修了者は青年部をはじめ、ブロックや全国委員会で活躍しています。

  3日午後から茶道会館で行われた開講式には千 敬史様が出席。敬史様は挨拶の中で「よい緊張感を持ちながらも肩に力を入れすぎず、リラックスをして研修に臨んでください」と出向員に励ましの言葉を贈られました。



  今期出向員を代表して加納明里君(石川青年部)に委嘱状が交付され、判治宏行君(浜松青年部)が誓いのことばを述べました。




  その後、平成茶室にて呈茶、そして裏千家学園に会場を移し講義研修を行いました。
  講義1は、関根秀治淡交会副理事長が「淡交会について」と題し担当。淡交会の歴史や意義について、またさまざまなリーダーのあり方について講義がなされました。




  続く講義2では、長谷川義翁淡交会総本部事務局長兼組織部部長が「L・T研修に臨むにあたって」と題して担当。L・T研修が始まった経緯や研修に臨む際の心構え、また青年部でどのように活かしていくかなど説明がなされました。




  翌4日は大徳寺三門金毛閣と聚光院の拝観、利休居士墓参の後、裏千家学園に戻り 「自己紹介と1年の抱負」と題し3分間スピーチを行いました。
  スピーチでは、「自分なりのリーダーのあり方を模索したい」、「本音で語り合える仲間をつくりたい」、「1年間、前のめりの姿勢で取り組みたい」、「楽しいことが周りにも自然と伝わるよう思いきり楽しんで研修に臨みたい」など、出向員それぞれが今の想いを述べました。






  最後に、長谷川事務局長による総評で閉会しました。


  今期の研修は、単独研修と3月開催の「ナショナルコンファレンス2018」、「第51回青年研修会」の受講等を経て、12月の全国代表者会議での呈茶席担当と修了式まで全6回を予定しています。




<第31期L・T出向員 29名> (敬称略)