宗家・総本部行事だよりへ

第26期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第6回研修


  12月6日(金)・7日(土)の両日、淡交会青年部「リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修」の第6回研修が裏千家学園・グランドプリンスホテル京都にて開催されました。

  L・T出向員研修は、全国の青年部会員の中から選抜されたメンバーが年間6回宗家・総本部に出向し、青年部の次代を担うリーダーとなるべく研修を行うもので、今回はその総括となる最終研修でした。

  1日目は、野口耕一組織部部長の主催者挨拶に続き、関根秀治淡交会副理事長が「リーダーの姿」と題して講義を担当。
  土光敏夫氏のことばや末次一郎氏の「五省」を引用し、リーダーに最も必要な条件は“情熱・やる気”であると力強く説かれ、その上で、茶人としてのあるべき姿を示されました。





  次に、出向員はこれまでの研修を振り返って、3分間スピーチを行いました。
スピーチでは「全国に29名の仲間が出来たことは大変心強い」、「自分に何が足りないのかを知ることが出来た」、「将来、部長になるためこれからも研修に励みたい」など、この一年の成果と今後の抱負をそれぞれが述べました。






  最後に、野口組織部部長が、1年間の研修を締めくくる総評を行って、研修プログラムは終了しました。




  2日目は、グランドプリンスホテル京都において「青年部第52回全国代表者会議・第43回ブロック代表者会議」の呈茶席を担当しました。

  『道』をテーマとして、今期出向員が歴代家元や先生方、先輩方が歩んでこられた茶の湯という道を、自らも受け継ぎ、次の世代へ伝えていきたいという思いが表現された茶席となりました。





  その後、全国代表者会議の席上、この1年間の研修を締めくくる修了式が挙行されました。和家利代代表幹事(松山青年部)より6回の研修を振り返っての謝辞が述べられ、千 宗室家元より激励のことばがかけられました。




  第26期出向員30名のこれからの活躍を期待します。