宗家・総本部行事だよりへ

第26期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第4回研修


  10月5日(土)・6日(日)の両日、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー出向員研修の第4回研修が裏千家学園・宗家施設内で実施されました。

  今回の研修は「組織運営について」の理解を深めることを目的として日程が組まれました。
  野口耕一組織部部長の主催者挨拶で一日目の研修が始まりました。




  プログラムの冒頭は、パスト全国委員の森田宗圓氏(淡交会参事、奈良支部参与、第8期青年部全国委員会副委員長)を講師に迎え、「組織運営と青年部活動」と題しお話いただきました。
  世阿弥の「時分の花」という言葉によって青年部の意義を説かれるとともに、青年部長時代のご経験を踏まえて、リーダーとしての心のありようと青年部活動について語りかけられました。




  続く模擬青年部では、6人ずつ5つの青年部を仮に設け、それぞれが異なる条件のもとで運営と活動のあり方を模索するとともに、問題解決への議論を行いました。





  2日目は、大徳寺龍泉庵 松濤諦雲住職のご指導により、座禅を体験しました。
  人間としての心の有りようや、いかなる場合も平常心を保つことの大切さなど、禅の教えを基礎から分かり易く説かれました。




  その後、前日の模擬青年部の協議内容について、各グループが5分の持ち時間で発表を行いました。






  「お茶会(水屋)の準備について」と題し、金澤宗達 今日庵業躰が講義を担当。水屋における心配りと茶会での心のもちよう、具体的な準備内容等について、平易に解説するものでした。



  講義終了後、12月の青年部全国代表者会議で担当する呈茶席のミーティングを行いました。1年間の研修の成果として、26期らしい創意工夫のある席作りが期待されます。