宗家・総本部行事だよりへ

第26期 リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
開講式・第1回研修


  2月16日(土)・17日(日)、全国の青年部会員から選抜された30名が宗家に参集し、開講式と第1回研修が行われました。

  この研修は、宗家、総本部での年6回の研修を通して、次代の青年部リーダーを育成することを目的に開催しているもので、これまでに各青年部をはじめ、ブロックや全国委員会を担う多くの人材を輩出しています。

  小雪が舞う中、16日午後に茶道会館で行われた開講式には、千 宗室家元が出座。家元は挨拶の中で「それぞれの肩に背負ってきたものをここでは一旦降ろして、空っぽの状態からはじめてください。あれもこれも詰め込もうと思わずに、一人ひとりに適った姿勢で研修に臨んでください」と語られ、緊張した面持ちの出向員に励ましの言葉を贈られました。




  また、開講式では今期出向員を代表して宮野佳恵君(栃木県青年部)に委嘱状が交付され、竹之内厚志君(浜松青年部)が誓いの言葉を述べました。






  その後、宗家拝観と呈茶、更には裏千家学園に会場を移し講義研修を受けました。
  講義Tは、橋本一郎淡交会総本部事務局長が「家元指導方針について」と題して担当。家元指導方針の位置づけや組織におけるリーダーのあり方について説かれました。




  続く講義Uでは「淡交会について」を、野口耕一組織部部長が担当。当会の成り立ちや設立趣旨、全国組織としての拡がりについて、青年部役員必携をテキストに再確認しました。




  翌17日は大徳寺金毛閣と聚光院の拝観、利休居士墓参の後、裏千家学園に戻り自己紹介を兼ねて3分間スピーチを行いました。
  スピーチでは「L・T研修を通じて自己の見識を高めたい」、「お茶の素晴らしさを多くの人に伝えられるようになりたい」など、一人ひとりが研修への抱負を述べました。






  最後に、髙野寛明組織部次長の挨拶で閉会しました。




  今期の研修は、7月開催の第46回青年研修会の受講をはじめ単独研修等を経て、12月の全国代表者会議での呈茶席担当と修了式まで、全6回が予定されています。




<第26期L・T出向員 30名>