宗家・総本部行事だよりへ

第24期 リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第3回研修


5月21日(土)・22日(日)の両日、淡交会青年部第24期リーダーシップ・トレーナー出向員研修の第3回研修を裏千家学園で実施しました。

第1日目の講義Tは、関根秀治副理事長が「青年部について」と題し担当。
「淡交」の名の謂れを端緒に、社中の役割と重要性、その延長線上にある青年部活動のありようと、茶の修道プロセスについて解説。最後に、世阿弥の「風姿花伝」のことばを引用し、青年部活動で「時分の花」を咲かせて欲しいと締めくくられました。




続く講義Uでは、木戸崇夫常任理事が「リーダーについて」と題し担当。リーダーの心構えや行動指針など具体的な体験や逸話を交えながら語りかけられました。




グループディスカッションでは、出向員が青年部活動の中で課題と感じていることをテーマに設定し、その課題を克服するための行事案を作成するという取り組みを行いました。設定時間の中で、進行や意見集約まですべてを出向員自身で行い、リーダーとしての役割を学びました。






2日目の講演は、「青年部活動について」と題し、深谷宗香参事補(筑豊支部参与)が担当。愛情を持って人と接することをキーワードに青年部時代はもとより、茶道教授者として、また、支部役員として、永年青年部にかかわりをもってこられた数々の体験談を通して、茶道の魅力、青年部リーダーに求められるものについて話が進められました。道具は無くても、例え1人でも2人でも、出来るだけ若いうちにお茶の指導者をはじめるべきと、情熱溢れる深谷講師の語り口に出向員は引き込まれていきました。






講演後、出向員は「研修前半を振り返って」と題した作文に取り組みました。



最後に、長谷川義翁組織部次長の挨拶で第3回研修が締めくくられ、一年間全6回の研修の半分が終了しました。

次回第4回研修は7月16日(土)、17日(日)裏千家学園での開催を予定しています。