宗家・総本部行事だよりへ

第23期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
開講式・第1回研修


  2月6日(土)・7日(日)、全国の青年部正会員から選抜された37名が宗家に参集し、開講式と第1回研修が行われました。
  この研修は、宗家、総本部での年6回の研修を通して、次代の青年部リーダーを育成することを目的に開催しているもので、これまでの研修出身者は所属青年部をはじめ、各ブロック、全国委員会におけるリーダーとして活躍しています。




  雪の舞うなか、6日午後から茶道会館で行われた開講式には、坐忘斎家元が出席。出向員を代表して岡野史果さん(唐津支部唐津青年部)が委嘱書を受けました。
  家元は、「皆さんが背負っているものは私どもが一旦お預かりします。身一つになって、自由闊達な心をもって研修に臨んでください」と激励。茂木淳一さん(埼玉県西武支部西武青年部)が力強く宣誓を行ないました。



  開講式後には、一人ずつ家元に挨拶を行い、その後出向員は、裏千家学園に会場を移し講義研修を受けました。




  講義Tは関根秀治裏千家事務総長・淡交会副理事長が「家元指導方針について」と題し担当。組織運営における「方針」というものの位置づけを明確にしながら、家元指導方針として示された各項目について解説されました。



  続く講義Uでは「淡交会について」を、木戸崇夫裏千家事務局長・淡交会常任理事が担当。当会の成り立ちや設立趣旨、全国組織としての拡がりを再確認しました。



  続いて、利休御祖堂への参拝と茶室拝観、呈茶がありました。



  7日は、大徳寺金毛閣と聚光院の拝観、利休居士墓参の後、裏千家学園に戻り自己紹介を兼ねて3分間スピーチを行い、一人ひとりが研修に臨む抱負を述べました。








  今期は、3月開催の第15回全国大会や7月の第43回青年講習会の受講、単独研修などを経て、12月の全国代表者会議での呈茶担当と修了式までの全6回の研修が予定されています。