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第21期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修
第5回研修


  10月25日(土)・26日(日)の両日、淡交会青年部の次代のリーダーを養成する「リーダーシップ・トレーナー出向員研修」の第5回研修を裏千家学園で実施しました。

10月25日―1日目―
  午後1時からの開会式には木戸崇夫淡交会常任理事、那須延明淡交会理事が出席。主催者挨拶に続いて木戸崇夫常任理事による講義Tが行われました。「青年部について」と題した講義では、青年部活動の中で求められるリーダー像や、リーダーとしての心構えなどが平易に解説され、将来の青年部リーダーを目指す出向員たちへ指針が示されました。




  続く模擬青年部の時間は、これからの青年部の在り方を考察する時間として、グループごとに与えられた課題について行事案を作成。問題点や行事作成の工夫などを交えて発表を行ないました。






10月26日―2日目―
  研修二日目はまず、12月に担当する青年部全国代表者会議の呈茶席についてのミーティングを行ないました。出向員全員が一堂に会す最後の機会として、席のテーマや進行について各担当部分の確認と情報交換を行ないました。




  続いて行われた講義Uは池田周弘氏(淡交会参事、大阪北支部副支部長)が担当。ご自身の青年部との出会いを端緒に、全国委員長としてトップリーダーを務められた経験や卒業後の親支部の立場から見た青年部など、様々な角度から感じた青年部を語られ、目的意識を持って取り組むことの重要性を説かれました。また、青年部活動で大切なことは活動を通じて、もっとお茶を好きになることであると後輩にメッセージが送られました。




  最後に、那須延明淡交会理事の総評があり、第5回研修は終了しました。




  研修終了後、茶道資料館で展観中の秋季特別展『鎌倉時代の喫茶文化』展を学芸員の解説により見学。また、呈茶席で一服を味わいました。




  次回12月5・6日開催の第6回研修では、京都全日空ホテルにおいて第47回全国代表者会議(部長予定者研修会)の呈茶席を担当。同会議の席上修了式を行う予定です。