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第18期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員
第6回研修


  12月2日(金)・3日(土)の両日、淡交会青年部の次世代リーダーの育成を目的としたリーダーシップ・トレーナー出向員研修の第6回目がザ・パレスサイドホテル(京都市上京区)と京都宝ヶ池プリンスホテル(京都市左京区)を会場として開催されました。
  今回が最終研修となるプログラムを受講し一年の締めくくりといたしました。

  開講式の後、講義を関根秀治淡交会専務理事が担当。まず、はじめに12月1日付で裏千家機構改革の概要の報告がありました。その後、茶道に影響を与えた思想のお話しがありました。また、明年度の青年部テーマ「青年部、魅力再発見」運動―高めよう、拡げよう、一人が一人を―について、「運動とは何か」「なぜ青年部が楽しいのか」「どこに魅力を感じるのか」、もう一度、原点に戻って本当に良いものを人に伝えなければならない、と示唆されました。




  その後、「今後の青年部活動」と題した3分間スピーチを行いました。「自己発見」「自己啓発」「後継者の育成」等それぞれこの研修で学んだことを発表し、また「全国に力強い仲間ができた」など6回の研修を通して得たものが大きいものであったことや今後の抱負が語られました。




  最後に橋本一郎運営企画部部長より3分間スピーチに対する感想と6回の研修を振り返った総評が語られました。




  2日目は、京都宝ヶ池プリンスホテルにおいて「第44回淡交会青年部全国代表者会議・第34回淡交会青年部ブロック代表者会議」の呈茶席を担当しました。今回「繋ぐ―全国各青年部の架け橋となるために―」をテーマに幾重にも繋いでいき、より良い青年部をつくるために、良い青年茶人に一歩でも近づくために、そして一碗による平和を実現することを願い、会議に参加した全国委員や来期部長に一碗を差し上げました。一年間の研修に感謝の意を込められたこのお席は、参加者に好評でした。






  その後、全国代表者会議席上でこの一年間の研修を締めくくる修了式が挙行されました。
  家元へ奥村淳代表幹事(岐阜支部いぶき青年部)より6回の研修を振り返っての謝辞が述べられ、家元よりねぎらいの言葉がかけられました。また、出向員は同ホテル内で家元との集合写真を撮影した後、一人ひとりに言葉をかけられ今後の青年部活動に意欲を見せていました。
  第18期リーダーシップ・トレーナー出向員の活躍に期待します。