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第18期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員 第5回研修


  10月29日(土)・30日(日)の両日、淡交会青年部の次世代リーダーの育成を目的としたリーダーシップ・トレーナー研修の第5回目が京都市上京区のザ・パレスサイドホテルにて開催されました。

  メンバーは開講式先立ち「私の青年茶人像」と題した小論文に取り組み、自らの青年部活動とL・T研修にのぞむ姿勢を見つめ直しました。




  開講式の後、講義Tを木戸崇夫淡交会常任理事(総本部事務局長)が担当。人は周りから教わることが多くあり、それに気づくかどうかによって自分自身が変わってくる。また、それぞれが心の繋がりと広がりをもって今後の青年部活動に邁進いただきたいと結ばれました。




  講義Uは「お茶を学ぶものの心構え」と題して、関根秀治淡交会専務理事が担当。まず、この直前にソウルで開催されました「東アジア茶文化シンポジウム」の概要を報告され、裏千家が取り組む海外活動についてその意義を解説されました。そのほか「易経」について説かれ、茶の道の相や「茶道の精神とは」「茶人とはどうあるべきか」など、青年茶人としての心の有り様について言及されました。




  その後、12月3・4日に宝ヶ池プリンスホテルで開催される青年部全国代表者会議の呈茶席を担当する予定であり、その打ち合わせが行われました。




  研修2日目、講義Vを橋本一郎青年部部長が担当。青年部役員必携にも引用されている維摩居士の『六方礼経』の解説を通して、社中における師弟の関係や青年部活動における人との繋がりなど、青年茶人としてあるべき姿が示されました。




  今研修の最後には、樫畑直尚委員長(青年部全国委員会)、辻 治美議長(青年部全国代表者会議)を迎えディスカッションの時間がもたれました。青年部のトップリーダー両氏からは、青年茶人や青年部の役員に求められる資質と青年部活動の喜びが語られ、次代を担う出向員へエールが送られました。




  次回第6回は最終の講義研修に続いて、12月3日、4日京都宝ヶ池プリンスホテルにおいて開催される第44回全国代表者会議の呈茶席を担当し、同会議の席上にて修了式を行う予定です。